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[大学]磁気刺激治療で摂食障害における過食・嘔吐の改善を目指す

研究情報

概要

 自治医科大学附属病院精神科は、世界で初めて、自己誘発嘔吐を伴う摂食障害を対象に脳への新しい磁気刺激法「間欠的シータバースト刺激(iTBS)」の効果と安全性を調べる特定臨床研究(研究課題名:自己誘発嘔吐を伴う摂食障害に対する前頭前野への間欠的シータバースト刺激の有効性・安全性を評価する無作為化、二重盲検、偽刺激対照、単施設試験)を開始しました。研究は同院で実施され、すでに1例目を終えています。摂食障害は若年女性を中心に深刻な問題となっており、従来の心理療法や薬物療法では十分な効果が得られない場合も少なくありません。iTBSは短時間(約3分)で脳を刺激できる方法で、衝動的な過食や嘔吐の改善が期待されています。さらに、遠方から参加する方に向けては病院近隣の教職員住宅を利用できる体制を整え、安心して研究に参加できるよう環境を整備しました。

その他

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