看護学部

「人の役に立つ仕事をしたい」と看護師を志し、自治医科大学で地域に根ざした看護を学びました。在学中、幅広い看護分野を学び、地域とのつながりを深く理解しました。入職後、在宅療養が必要な患者さんが多い現状を知り、病院と地域をつなぐ看護の大切さを改めて実感。在学時の学びを基礎に、今後も安心感のある看護を提供できるよう努めていきます。

保健師をめざしたきっかけは、大学1年次に「へき地の生活と「看護」の実習で村役場を訪問し、保健師が住民と近い距離で、すべての年代に寄り添い、健康づくりを行う姿に魅力を感じたことです。現在は成人の健康づくりに携わり、面接を通じて生活習慣改善をサポートすることで、健康の維持・増進を支えることにやりがいを感じています。

実習で出産に立ち会わせていただいた時に感銘を受けて、助産師をめざすことを決めました。現在は妊娠期の指導、分娩介助や産後のケアなどを行っています。元気な産声を聞き、出産した女性とその家族の笑顔を見たときは、安堵とともにやりがいを感じます。これからも女性の生涯を通してこころや身体の健康をサポートできる助産師をめざします。

大学卒業後は主に病棟でがん患者さんの看護に携ってきました。治療法や療養の場は多岐にわたり、患者さんは様々な悩みを抱えながら病気と向き合っています。患者さんが納得して治療を選択し、その人らしく生活できるための支援を学びたいと考え、大学院に進学しました。現在は教員として講義や実習を通じて学生とともに学びを深めています。