診療科のご案内

診療科紹介

診療体制

外来日 月(午前)・火・水・木(午後)・金
※当センターの外来受診は、当センター宛ての紹介状と事前のご予約が必要です。
手術日 月曜日 木曜日 金曜日
問い合わせ先 自治医科大学さいたま医療センター 呼吸器外科
遠藤 俊輔 峯岸 健太郎 曽我部 将哉 大関 雅樹 佐藤 誉哉 大須賀 史枝
Tel:048-647-2111
FAX:048-648-5188
スタッフの外勤先 当院以外に以下の病院でも外来診療を行っています。
お困りの際はお気軽にお問い合わせください。
遠藤 俊輔  : 東鷲宮病院(土曜日)
峯岸 健太郎 : 蓮田病院(火曜午前)
         西大宮病院(火曜午後)
曽我部 将哉 : 浦和共済病院(火曜午後)
         さいたま記念病院(水曜午後)
大関 雅樹  : 大宮中央総合病院(火曜午前)
         指扇病院(火曜午後)
佐藤 誉哉  : 新井病院(月曜午後)
         大宮共立病院(水曜午前)
大須賀 史枝 : JCHOさいたま北部医療センター(水曜午前)

治療方針

迅速で的確な診断と最適な治療法の提供

肺腫瘍の大きさや位置に応じて、気管支鏡や胸腔鏡を用いて迅速で正確な診断を心がけております。治療が必要な場合、患者さんと十分に話し合い手術に限らず、ベストな治療法を選択できるような診療体制を心がけております。

患者本位の医療

当院(さいたま市)は自治医科大学病院(栃木県)と密接に連携をとって肺癌治療に取り組んでいるため、患者のみなさまの居住地や治療法に応じてどちらの施設で治療を受けても支障がないようにしております。

総合的な医療の確立

合併症を持った肺癌患者さんの治療を積極的に取り組んでいることです。患者さんの病気はひとつとは限らず、糖尿病や心臓、肝臓などに障害を持った肺癌患者さんが多くいます。このため私たちは従来の縦割り医療から脱却し、複数の科と協同で総合的に肺癌治療を行っております。手術はできる限り負担の少ない胸腔鏡手術を選択しております。昨年当科で手術を受けた約224人のうち23人10%の方が重大な合併症を有しておりました。弁膜症や狭心症合併15例(冠動脈バイパス術や冠動脈血管内治療併用など7例)、腎不全で透析を併用していた方5例、頚髄症性脊髄症の手術を併用した方2例、胆石胆嚢炎治療を併用した方1例でした。

得意分野

肺癌に対する内視鏡手術

内視鏡手術
早期の肺癌であれば、数個の穴を胸に開けて行う胸腔鏡で肺癌を手術することが可能です。主に肺癌に対して肺葉切除や区域切除を行った患者さんの70%の方が胸腔鏡で手術を受けられております。内視鏡で手術を行うことができれば、通常の手術と比較し手術後の痛みも軽度で、早期の社会復帰も可能となります。

スタッフ紹介 (令和5年6月1日現在)

遠藤 俊輔

遠藤 俊輔
職名 センター長 教授 診療科長
出身大学 筑波大学
資格 外科学会専門医・指導医
胸部外科学会指導医
日本内視鏡外科学会指導医
呼吸器外科専門医
気管支鏡専門医・指導医
呼吸器専門医・指導医

坪地 宏嘉

坪地 宏嘉
職名 (併任)教授
出身大学 東北大学
資格 外科学会専門医・指導医
呼吸器外科専門医
気管支鏡専門医・指導医
呼吸器専門医・指導医

峯岸 健太郎

峯岸 健太郎
職名 講師
出身大学 浜松医科大学
資格 外科学会専門医
呼吸器外科専門医
気管支鏡専門医・指導医
呼吸器専門医
がん治療認定医

曽我部 将哉

曽我部 将哉
職名 助教
出身大学 富山大学
資格 外科専門医
呼吸器外科専門医
気管支鏡専門医

大関 雅樹

大関 雅樹
職名 臨床助教
出身大学 山形大学
資格 外科専門医

佐藤 誉哉

佐藤 誉哉
職名 臨床助教
出身大学 日本医科大学

大須賀 史枝

大須賀 史枝
職名 臨床助教
出身大学 産業医科大学

診療疾患(扱っている主な疾患、治療方針、得意分野など)

肺癌手術

手術 早期の肺癌では胸腔鏡を用いて負担の少ない手術を、進行した肺癌では抗癌薬や放射線を併用し完全切除を目指した治療を提供しています。

気胸手術

肺が破れて空気がもれ、肺がつぶれて苦しくなる疾患です。できるだけ早期に肺を修復する胸腔鏡手術によ、3~5日で退院し、社会復帰できるように対応しています。

膿胸手術

肺炎が胸腔内に波及し、膿が胸腔内に広がる疾患です。全身状態や肺機能の低下を起こさないように、早期に胸腔鏡手術を行い、胸腔内をきれいにし、肺を広げます。

気管狭窄疾患

気管腫瘍により呼吸困難が生じている場合、気管支鏡を用いてステント(筒)を留置し、呼吸をしやすくします。その後は手術や放射線により、再度狭くならないようにします。

外来診療(外来で扱っている主な疾患、専門外来のご案内など)

開業や病院の先生を通して、外来で診察し、迅速に治療を開始いたします。緊急性のある場合は救命センターを通して診察いたします。

入院診療(診療体制など)

前日に入院し、手術を行った後は集中治療室や高度治療室にて1~2日間治療を行い、その後は4~6日間で退院となります。

診療実績(外来患者数、入院患者数、検査・治療実績など)

令和3年 令和4年
外来 新来患者数 285 251
再来患者数 7618 7873
新入院患者数 612 623

令和3年には年間576件の呼吸器外科手術を行いました。そのうち246件の肺癌手術でした。(手術数で分かるいい病院2023 肺癌手術数全国13位)
令和4年には年間572件の呼吸器外科手術を行いました。そのうち251件の肺癌手術でした。

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