診療科のご案内

小児科

「平成20年10月から自治医科大学附属さいたま医療センターに小児科が開設されました。同時に開設された産科とともに、周産期医療を担い平成22年から地域周産期センターの指定を受けて,小児病棟32床とNICU9床、GCU12床で現在に至っています。
 出生数の著しい減少で少子高齢化時代となり、一部の病院では小児の病院病床を廃止したり病床削減に動いています。そのため入院病床を持つ小児科へ患者が集中しています。特に夜間救急を担っている施設は働き方改革を見据えた人員配置が必要ですが病院勤務を希望する小児科医不足は深刻です。
 しかし、未来の担い手である子どもたちの健康を守ることは社会の使命であり、それを実践するのは小児科医自身です。地域の先生方と機能分担して当センター小児科の診療が少しでも地域医療に貢献し、安心して子育てができる環境作りの手助けになれば幸いです。

スタッフ募集

小児科および周産期センターで一緒に働く多数のスタッフを募集します。
当院はさいたま市大宮区に位置していますが、大宮駅からはバスで10分弱であり、さいたま新都心にも同距離です。大宮駅は東北・上越両新幹線の停車駅であり新幹線だけでも6路線が乗り入れており、多くの路線の中継駅となっています。また、東京にもローカル線でも30分と近く、交通に便利です。一方、病院の隣は広い公園(合併記念公園)で、周囲は閑静な住宅地で、住みやすい環境です。物価も東京より安く、住居も職員住宅の他、病院が借入している住宅もあり、通常より安価で借りることができます。
病棟は小児病棟36床、新生児病棟21床の規模を誇り、最新の超音波診断装置を各病棟、外来に備えています。診療体制は、グループ診療なので、他の医師と協議しながら診療を進めていきます。これにより、より多くの症例を経験でき、多くの知識を共有することができます。孤独感にさいなまれたり一人で責任を感じたりすることもありません。また、夜間・休日は完全宅直・当直制なので、自由時間を確保しリフレッシュすることが可能です。
新しい施設なので、伝統や実績がないため不安もあると思いますが、新しいからこそ楽しくやりがいのある職場を構築していける可能性もあります。自治医科大学の卒業生は地域医療に従事する義務があるため、研修医やスタッフはいろいろな大学の出身者から成り、学閥はまったくありません。医師数も、通常の大学病院よりは少ないため、むしろ皆が一丸となって診療するチーム医療が実現できます。具体的には、毎日の病棟カンファレンス、ミニ勉強会、毎月のPALS勉強会を行い、均質なチーム医療を実践します。全国23カ所ある新生児蘇生法のトレーニングサイトの一つで毎月蘇生講習会を開催しています。また2021年10月から小児科医が行う”乳児頭の形外来”を全国に先駆けて開設し多くの患者様が受診され、また新たに開設を考えている先生方が見学に来られています。ぜひ、この新しい施設で理想の小児医療の構築を目指して一緒にがんばっていきましょう。

〒330-8503 埼玉県さいたま市大宮区天沼町1-847
自治医科大学附属さいたま医療センター 小児科
細野 茂春
TEL:048-647-2111
FAX:048-648-0960

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