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[大学]医学部卒業生が「第13回赤ひげ大賞・赤ひげ功労賞」に選ばれました

一般情報

 本学医学部卒業生の中村 伸一医師(福井県12期)が「第13回赤ひげ大賞」に、土肥 直樹医師(神奈川県12期)が「第13回赤ひげ功労賞」に選ばれました。

 赤ひげ大賞は、地域の実情に応じて創意工夫をこらし、住民への熱い思いをもって地道に医療活動を続ける医師を顕彰することで、地域医療の充実や次代を担う人材の育成に寄与することを願って、日本医師会と産経新聞社の主催により平成24年に創設されました。
 病を診るだけでなく、地域に根付き、その地域のかかりつけ医として、生命の誕生から看取りまで、さまざまな場面で住民の疾病予防や健康の保持増進に努めている医師を対象に選考が行われ、受賞者が1月8日(水)に発表されました。

赤ひげ大賞を受賞した中村医師は、福井県の中山間部、名田庄地区唯一の医療機関であるおおい町国保名田庄診療所に平成3年から30年以上勤務されています。診療所は保健医療福祉を備える総合施設の一部にあり、その中で多職種のスタッフと連携しながら、訪問診療等の医療を提供しておられます。予防から治療、介護、看取りまで、地域住民の命と健康に寄り添い、地域に根付く「お互いさま」の精神で長年地域医療に貢献されてきました。
 また、赤ひげ功労賞を受賞した土肥医師は、平成13年に相模湖町(現相模原市)の国保内郷診療所所長に就任されてから、20年以上地域医療に貢献されています。0歳から100歳超の患者を総合的に診るプライマリーケアに取り組まれている他、医師会の活動や後進の指導にも携わるなど、多方面において献身的に活動されています。

 表彰式は2月21日(金)、東京都港区の明治記念会館で執り行われます。
 受賞された先生方の今後のご活躍を祈念いたします。