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[大学] iPS細胞からのテラトーマ形成抑制剤の特許を取得

研究情報

 iPS細胞やES細胞など多能性幹細胞を用いた再生医療には、移植した細胞に含まれる未分化な細胞を起源とする腫瘍(テラトーマ)の形成が、安全性の点で課題となっています。
 自治医科大学・幹細胞制御研究部の菊池次郎准教授・古川雄祐教授らは、テラトーマが形成されるメカニズムの解明から、その形成抑制剤を考案、特許を出願していましたが、この度、特許として認められました。
 今後は、再生医療の実用化を進める企業へのライセンスアウトを進め、再生医療の安全性向上に寄与する方針です。

発明の名称 多能性幹細胞からのテラトーマ形成抑制剤及びその用途
発明者 自治医科大学・幹細胞制御研究部・菊池次郎准教授・古川雄祐教授
登録日 令和4年6月1日
特許番号 特許第7082806号

特許証