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[医学部]検体測定室における、QRコードによるスマートフォンとのデータ連携の運用開始について
研究情報
概要
薬局を中心に全国約2,000か所に設置されている検体測定室において、自治医科大学内科学講座内分泌代謝学部門の教授矢作直也が代表を務める検体測定室連携協議会の支援の下、QRコードによるスマートフォンとの間の検査値情報のデータ連携を実現する「NOBORI」PHRアプリのアップデートが行われます。運用開始に当たり、検体測定室に設置されているPOC生化学分析装置のうち、アボットのアフィニオン2ならびにロシュ・ダイアグノスティックス株式会社のコバス b 101及びb 101 プラスにおいて、データ連携機能が実現されました。
PHRアプリ「NOBORI」は病院で発生する医療情報、画像データ、検診データ、マイナポータル連携、スマホに集約されるヘルスケアデータなどの統合管理が可能で、本連携により、さらに検体測定室で測定した血液検査の情報も一元的に管理できるようになります。健康診断で指摘された生活習慣の改善に努力した個人が、その成果を確認するために、検体測定室を訪れるといった利用拡大につながることも期待されます。
その他
検体測定室連携協議会
https://www.yubisaki.org/
https://www.yubisaki.org/common/item/release_1_20230906.pdf