看護学部
School of Nursing
成人看護学
Adult Nursing
「成人看護学」の対象は、社会で働く人や家庭生活で家事や育児・介護の中心である人など、社会的役割や責任をもちながら生活をしている大人とその家族です。
このような人々が健康を害した時に安心して治療を受けられるよう、健康回復を促す看護や、健康課題をもちながらその人らしく生活するための看護を一人ひとりの立場や役割、生活習慣と関連づけて考える学問分野です。1年次は成人期の特性とその看護の概要、2年次は実践看護学の講義と演習、3年次は附属病院で実習を行い、成人とその家族への看護実践を学びます。
また、演習では、看護技術の向上や育成のために、より臨床に近い状況で学習をしていきます。臨床で働いている看護師も参加し、実際に病院で使用されている機器やシミュレータを活用した患者・看護師体験を通して実践を学びます。また、実習では侵襲性の高い治療・検査をうける患者や、退院後も療養が必要な患者における看護実践を学習します。
研究・社会活動
- 「長く続く痛み」をもつひとと家族の体験の語りをwebで公開しています。
当事者の視点で看護を考える教育に取り組んでいます。
https://www.dipex-j.org/chronic-pain/ - 学科目の研究活動の一環として、附属病院外科系病棟の看護師とともに
「術後急性期患者への看護実践モデル」の開発に取り組んでいます。 - 特定行為を含む診療の補助に関する教育や看護実践の発展を図るための研究会を本学成人看護学教育者が中心となって特定行為研修修了者と共に運営しています。
https://sites.google.com/view/shinryokango/home
教員紹介
教授 村上 礼子 | 教授 長谷川 直人 | 准教授 佐藤 幹代 |
准教授 古島 幸江 | 講師 佐々木 彩加 | 講師 渡邉 賢治 |
助教 石井 沙季 | 助教 小川 晴香 | 助教 村松 真吾 |