病理診断部は患部から採取された細胞、組織片から、病変の性質を判定し、臨床各科と連携のもと、質の高い医療の提供に貢献しています。

病理診断には生検診断、細胞診、手術検体組織診断、術中迅速断診断、剖検の5種類があります。生検では病変から採取された微量な組織片で腫瘍の確定や炎症の病型分類を行います。細胞診では病変部位から得られた細胞の形態所見から悪性腫瘍の診断を行います。手術症例に関しては、摘出標本から組織切片を作製して病態の確認や今後の疾病経過を予測します。また、手術中の迅速診断により術式の適正化を図ります。剖検では、ご遺体の解剖を通じて診断・治療を再検討し医療の向上に役立てます。
自治医科大学付属病院で施行した病理検体のすべてを中央施設部門として一元的に取り扱っています。
病理医スタッフ12名(うち認定病理専門医10名)、病理・細胞診技師16名で臨床全科の病理診断を行っています。
病理検体から得られる情報を過不足なく担当医へ伝えます。
剖検症例検討会をはじめ、病理医と臨床医が参加した症例検討会を開催し、医療の質の向上に貢献しています。