診療科のご案内

患者のみなさまへ・ご紹介いただく先生方へ

外来診療

 かかりつけ医からの当科宛て紹介状と事前のご予約が必要です。患者さんの臨床症状、機能低下の程度、原因を診察で評価します。これに画像検査(CT・MRI)の情報を加えることで、正確な手術適応を判断しています。そのため画像所見だけを根拠に手術加療へ進むことはありません。その一方で、打撲、捻挫、交通事故による頸椎捻挫(むち打ち)などの保存的治療(投薬・リハビリテーション)が主体となる場合は、各種検査で安全が確認できた際にはお近くの医療機関に紹介させていただきます。

入院診療

 手術および化学療法、さらに一部の検査(脊髄造影検査)入院を中心に行っています。手術での入院日数は脊椎脊髄手術で10日から14日、人工関節で約14日前後での自宅退院を目指し、全身状態を考慮しながら調節しています。骨軟部腫瘍は良性か悪性、その発生部位、術後化学療法の有無によって最短3日から月単位と幅がありますので、外来診察時にご説明いたします。

紹介時のお願い

 画像検査結果(CT・MRI)や病理プレパラート等の資料がございましたら添付をお願いいたします。ただ、資料の添付は必要条件ではございませんので、いつでもご紹介下さい。さらに、緊急性(激しい疼痛、神経障害、循環障害)がある場合は当センター病診連携室もしくは当科当番医師へご連絡下さい。この場合は、画像検査などは当センターで行いますので、できるだけ早い受診を促して下さい。医療資源を最大限活用して最良の対応を検討致します。また、現在治療を行っている医療施設での診療内容について当センターとしてのご意見が必要である場合はセカンドオピニオンとしてお申し込み下さい。

診療実績(2020年)

手術術式別件数

手術 件数
頸椎 11
胸椎 6
腰椎 47
人工股関節置換術 8
人工膝関節置換術 8
大腿骨頚部骨折 26
その他骨折 25
関節鏡視下手術 1
末梢神経 0
生検術 13
良性腫瘍 81
悪性腫瘍 69
手の外科 1
切断 1
その他(腱・抜釘・感染・肩etc.) 31
外来手術 13
合計 341

臨床研究に関する情報公開(オプトアウト)

  • 研究番号  S18-055
  • 中高齢者原発性高悪性度悪性骨腫瘍の治療成績に対する研究-骨軟部肉腫治療研究会( JMOG )多施設共同研究
    S18-055研究説明資料

  • 研究番号  S19-036
  • 骨盤悪性骨軟部腫瘍に対し、重粒子線照射または外科的切除を行った症例の治療成績検討のための多施設共同研究
    S19-036研究説明資料

  • 研究番号  S19-134
  • 日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR )構築に関する研究
    S19-134研究説明資料

  • 研究番号  S20-126
  • 四肢骨転移手術における術後合併症発生因子の後方視的検討
    S20-126研究説明資料

  • 研究番号  S20-187
  • 整形外科疾患に対するプレガバリン並びにミロガバリンの奏効率の解析
    S20-187研究説明資料

  • 研究番号  SJ22-016
  • 孤立性転移性骨腫瘍に対する en bloc 切除患者の予後解析: JMOG 多施設共同研究
    SJ22-016研究説明資料

  • 研究番号  S22-088
  • 骨軟部腫瘍の予後、治療成績に関する多施設共同後向き研究
    S22-088研究説明資料

  • 研究番号  SJ23-055
  • 難治性骨巨細胞腫の治療成績:骨軟部肉腫治療研究会(JMOG) 多施設共同研究
    SJ23-055研究説明資料

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