医学部 School of Medicine

医学部

School of Medicine

動物資源ラ­ボラトリー

Animal Resource Laboratory

講座名

先端医療技術開発センター 動物資源ラボラトリー

講座・部門紹介

動物資源開発部門は、実験用ピッグに特化した大型実験動物のケア、研究支援、研究資源の開発と品質管理を行う先端医療技術開発センターの1部門として設立されました。
再現性ある動物実験データを得るため不可欠な、実験動物の健康管理、周術期管理、動物実験補助、飼育環境の維持などの研究基盤の構築・支援が我々の中心的なミッションです。
これらの業務は、先端医療技術開発センターが実験動物の福祉や従事者の危害防止といった社会的な責任を果たすうえでも、欠かすことができません。また、ピッグの学術的有用性を見出し、技術開発することで、研究資源としての付加価値をもたらす研究活動にも取り組んでいます。動物資源開発部門が担っている主な役割は、ピッグを研究用資源として利用する上で基礎となる以下のような活動です。

  1. 供給元のサーベイや搬入後の検疫により、厳重な微生物コントロール(SPF+HEVfree)と十分な順化を行った実験用ピッグの提供
  2. 長期慢性実験が可能な実験用ピッグの恒常的清浄飼育環境および高度に清浄化された手術環境(クリーン度:クラス10000)の維持
  3. 遺伝子改変ピッグの使用実験、遺伝子組換え細胞やウイルスベクターの接種実験に対応したP1A/P2A仕様の飼育・実験環境の整備
  4. 集中治療室(ICU)やテレモニターシステム(動物体内に送信機を埋め込み、無線受信機で循環動態を中心とする生理機能をリアルタイムで測定・記録するシステム)を利用した高度術後管理の提供
  5. 実験動物の管理と使用に関する国際指針であるILAR Guideが推奨する施設条件の整備、専任技師および獣医師による健康管理や獣医学的ケアの提供、環境エンリッチメント等の検討による、国際基準に合致した実験動物福祉や実験データの再現性確保
  6. ピッグ摘出組織を教育・研究用資源として有効利用することの検討ならびに有用性の評価
  7. アイソレータシステムやクリーンブースユニットを用いた無菌ピッグ、ノトバイオートピッグや重度免疫不全ピッグの長期飼育技術の開発
  8. ゲノム編集技術による疾患モデルピッグ作出の基盤技術となる生殖補助技術や発生工学技術の開発

スタッフ

研究紹介

  • 実験用ピッグの高品質な飼育管理および獣医学的管理に関する研究
  • 実験用ピッグの周術期管理に関する研究
  • 環境エンリッチメント等による実験用ピッグのwell-being向上に関する研究
  • E型肝炎ウイルス等のピッグ由来人獣共通感染症に関する研究
  • テレメトリーによるピッグ循環動態の評価系に関する研究
  • ミニピッグに最適化した各種投薬プロトコールに関する研究
  • ピッグ摘出組織の教育・研究用資源としての有効利用に関する研究
  • ミニピッグの生殖・発生工学技術の開発
  • 無菌ピッグや重度免疫不全ピッグの長期飼育技術の開発

関連組織

教育担当分野

  • CDAMTecでin vivo実験および医療技術トレーニングを行う研究者・研修生に対し、動物実験倫理に関する講習を行っています。

連絡先

TEL: 0285-58-7456
FAX: 0285-44-8629
E-mail: piglet@jichi.ac.jp