医学部
School of Medicine
学生の一日
全寮制の自治医科大学は、寮から教育・研究棟の移動時間が5分程度です。通学や課外活動のための移動時間の影響もほんのわずかなため複数の課外活動と学業を両立させ、さらにアルバイトにも取り組むなど密度の濃い学生生活を実現しています。
充実の学生生活
医学部3年
石井 萌絵 さん
千葉県出身
千葉高等学校 卒業
充実した施設をフル活用する
文武両道の大学生活
キャンパスを初めて訪ねたときに、広い敷地と整った運動施設に驚かされたことを今でも覚えています。自治医科大学では、多くの学生が文武両道を実践していると聞いていました。私も大学生活に、学修だけでなくスポーツにも力を注ぐ毎日を期待していたため、その充実ぶりは魅力でした。
入学後は硬式テニス部に所属しました。決め手はコートが8面もあるため練習に集中できそうだったことと、卒業後も続けられるスポーツと思ったことです。あいにくコロナ禍により、コートで汗を流す機会は限られていますが、クラブ活動でしか出会えない先輩とのつながりができ、勉強とスポーツとの両立のさせ方や医学部での学び方などについて教えてもらい、今も安心して学生生活を送れています。
学生生活の安心という点では、寮の仲間も欠かせません。体調を崩したときには心配して薬を分けてくれますし、自炊する者同士、食材や調味料の貸し借りは日常茶飯事です。学修の面ではテスト前は小ラウンジに集まり、互いに教え合ってそれぞれの理解不足を解消する一方、普段の勉強は個人のペースややり方が尊重されます。寮の中だけでも、自室のほか自習室やラウンジなど学習スペースが複数あるため、私は自習の内容や目的、時々の気分によってそれらを使い分けています。そして、そうした寮生活を送るなかで、自立心が養われてきたことを自覚しています。
1・2年次を経て、別々の科目で学んだ内容を関連している知識をつなげてストーリーを編んでいくという、私なりの学修法も確立できました。今後も勉学とクラブ活動の両方に全力で取り組み、地域医療で求められる知識、体力、精神力を養いたいと考えています。
学生生活を支える、さまざまなサポートがあります!

教員のサポート
心強い担任制度
SMSは、新入生6~7名のグループに1人の教員が担任となり、学修や学生生活へのスムーズな導入のサポートをする制度です。
※ SMS:Students’ Mentor System

先輩のサポート
気遣いに満ちた日常の声がけ
BBSという生活サポーターの先輩が1年生を入寮から支援。一度知り合うと、その後も後輩の様子を気にかけてくれます。

寮の管理人のサポート
さり気ない生活サポート
不在時に届く荷物の受け取りに対応してくれるのは、寮を管理する職員の方。
朝晩に交わす挨拶も、生活の張りになります。