医学部

Otolaryngology

耳鼻咽喉科学講座では耳鼻咽喉科頭頸部外科、小児耳鼻咽喉科、喉頭機能外科を担当し、その守備範囲は広く、それぞれのエキスパートが地域のニーズに合わせて、大学病院でしかできない高度な治療から、一般的な疾患治療まで幅広い診療を行っています。主に、感覚器の機能改善外科（聴覚、平衡覚、音声・言語、嗅覚、味覚）と、頭頸部腫瘍の治療に重点を置いた診療を行っていますが、特に得意分野は聴覚と音声の機能外科です。聴覚障害を改善し、声を取り戻すことで、より良いコミュニケーションを可能にし生活の質を高めることを目標としています。
難聴（補聴器・人工内耳）外来、喉頭機能外来、めまい外来、睡眠時無呼吸外来、アレルギー外来などの専門外来においてより高度な診療を行っております。聴力改善のための鼓室形成術、高度難聴者に対する人工内耳手術、難治な慢性副鼻腔炎に対する副鼻腔手術、痛みや後出血の少ない口蓋扁桃摘出術などを行っています。人工内耳手術は小児にも幅広くおこない、国際医療福祉大学と協力して言語リハビリをおこなっています。大学病院でありながら幅広い症例を経験できるため、若い医師にもとても好評です。