医学部 School of Medicine

医学部

School of Medicine

構造生化学部門

Structural Biochemistry

講座名

医学部

生化学講座 構造生化学部門

医学研究科

博士課程 人間生物学系生体分子医学生体分子科学

講座・部門紹介

構造生化学では、『細胞増殖の調節機構の解明』を主要テーマとして、
・エピジェネティック制御を介した細胞増殖調節機構
・代謝リポグラミングとがん
・NF-HEV/IL-33の機能解析
・発がんを制御する細胞内シグナル伝達機構
・selenoproteinの起源と発現機構
の研究を進めています。生化学、分子生物学、細胞生物学的手法を駆使し、細胞から個体レベルで細胞増殖機構の解明を目指しています。“どのように遺伝情報が維持され細胞は増殖、分化、機能発現をするのか?”を解き明かすことによって、正常細胞の増殖機構を理解するとともに、その破綻による細胞がん化の分子機構を明らかにしたいと考えています。
学生教育では、『生体を構成する基本分子の構造と化学的特性を正しく理解すること』を目標に、生命科学1、2を担当しています。特に1年生に対しては、現在高校で未習得の「当量」など医学を学ぶ上で不可欠な化学的概念を教えます。また、医学・生物化学の基礎をさらに深く理解するための総合教育科目として「細胞のがん化を制御するシグナル伝達」、「化学で考える生体分子」を開講しています。

スタッフ

研究紹介

  • 神経幹細胞のエピジェネティック制御機構
  • 細胞老化と細胞がん化の分子構造
  • IL-33の血管内皮細胞における発現様式の解明
  • 大腸菌Sec tRNA変異体とSelAタンパク質の相互作用
  • NF-HEV/IL-33の核内における役割の解明
  • 核内に局在する新規Rasファミリーの機能解析
  • がん抑制遺伝子産物が発動する核内シグナルの解明

教育担当分野

  • 総合教育必修科目 生命科学1、2 講義・演習・実習
  • 総合教育選択科目 細胞のがん化を制御するシグナル伝達1、2、化学で考える生体分子
  • 大学院 医学研究科 生体分子科学

関連組織

  • 医学研究科/博士課程 人間生物学系生体分子医学生体分子科学

連絡先

自治医科大学生化学講座 構造生化学部門
TEL 0285-58-7310(ダイヤルイン)
FAX 0285-44-2854
chemiko@jichi.ac.jp

医学研究科研究室紹介