医学部 School of Medicine

医学部

School of Medicine

歯科口腔外科学

Dentistry, Oral and Maxillofacial Surgery

講座名

医学部

歯科口腔外科学講座

医学研究科

博士課程 地域医療学系 消化器疾患学 歯科口腔外科学

講座・部門紹介

歯・骨をはじめとして顎・口腔領域が全身の中でどういう役割を担っているか、また顎・口腔疾患が全身にどう影響しているかという視点で疾患を捉えています。①口腔癌、②顎変形症、③口腔粘膜疾患、④摂食嚥下障害、⑤口腔インプラント治療、⑥唇顎口蓋裂および⑦全身性疾患と口腔疾患との関係を主体に診療・研究を行っています。特に、口腔癌の診断と治療、機能的再建による咬合機能の回復、顎変形症(唇顎口蓋裂術後を含む)の外科的顎矯正治療に関する臨床研究および口腔粘膜疾患の診断、治療、全身性疾患との関係についての検索は、当科の最も大きな課題です。また、口腔機能と脳機能との関係も重要な研究です。
教室員は、常勤21名、非常勤・大学院を含めて全88名で、年間に新患約5000名、外来手術約1500件、全麻手術約200-250件の診療を行っています。院内の臨床各科との連携は密であり、キャンサーボードの他、特に放射線治療部との放射線治療カンファレンス、形成外科との口蓋裂共同診療、緩和ケアチームへの参加、NSTチームへの参加など連携医療を積極的にしています。
医師派遣は、栃木、茨城、埼玉、神奈川の4都県、6病院に行っており、各地域の歯科口腔外科医療に貢献しています。

スタッフ

教授 野口 忠秀
教授(兼)森 良之
講師(兼)七條 なつ子
助教 相澤 恵美
助教 杉浦 康史

研究紹介

研究面では、基礎研究ではヒト舌癌オルガノイドバイオバンクの構築、口腔前癌病変の悪性化に伴うエピジェネティックな変異と遺伝子情報調節の解明、口腔がん腫瘍微小環境の解明を目指した新規バイオマーカーの探索をはじめ多くの研究が継続中です。臨床研究では口腔悪性腫瘍患者の治療成績・予後不良因子に関する研究、下顎再建術後の機能的評価および形態学的再現の評価、顎骨壊死発症の新規メカニズムの解明と治療応用、口腔扁平上皮癌間質反応の臨床的意義の検討、口腔粘膜疾患の新しいスクリーニングと診断方法の開発についての研究などを継続して行っています。

教育担当分野

  • 総合医療Ⅲ 歯科口腔外科学
  • 必修BSL 一般外科Ⅱ「歯科口腔外科」

関連組織

  • 大学院医学研究科 博士課程 地域医療学系消化器疾患学歯科口腔外科学

診療科案内

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