医学部
School of Medicine
消化器内科学部門
Gastroenterology
講座名
医学部 |
内科学講座 消化器内科学部門 |
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医学研究科 |
博士課程 地域医療学系 消化器疾患学 消化器内科学 |
講座・部門紹介
消化器内科学講座では、内視鏡用視野確保ゲルの開発者である矢野教授のもと約70名の医局員を有し、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸の消化管、および胆道・膵臓・肝臓の実質臓器と非常に広い領域にわたって 臨床と研究を行っております。
臨床では特に、ダブルバルーン内視鏡による小腸疾患の診断・治療、表層性の消化管腫瘍に対する診断・治療、早期胆道癌,膵臓に 対する診断、肝細胞癌に対する腹腔鏡下治療などに取り組んでおります。研究では、腸上皮化生や消化管細菌叢、がん遺伝子に 関する研究など多方面にわたって精力的に行っています。これらの業績は国内外で報告しており、多方面から非常に高い評価を頂いております。
当部門はcommon diseaseを的確に診断し、治療していく第一線で役立つ臨床的能力から、究極の低侵襲手術とも言える高度技術を要する内視鏡治療に至るまで幅広く消化器内科的知識、技術を提供できる部門を目指しております。
スタッフ
教授 矢野 智則
教授 森本 直樹
教授 三浦 光一
教授(兼) 林 芳和
特命教授(兼)坂本 博次
准教授(兼)菅野 敦
准教授 竹澤 敬人
准教授(兼)三枝 充代
講師 渡邊 俊司
講師 井野 裕治
講師 横山 健介
講師 福田 久
助教 北村 昌史
助教 上野 貴
助教 田邉 陽邦
助教 関口 裕美
研究紹介
基礎的研究
- 腸管スピロヘータ症を引き起こすBrachyspira aalborgiとBrachyspira pilosicoliの感染率、診断、除菌による効果及び効率的な培養法の開発の研究
- 消化器疾患における腸内細菌叢の病態への影響の解明
- 次世代シーケンサーで解析したNASHを悪化させる腸内細菌の同定
- NASH肝癌に関連する腸内細菌叢の特徴や分子メカニズムの解明
- 膵上皮内癌周囲の膵線房細胞萎縮に着目した膵癌早期診断の基礎的研究
臨床的研究
- 消化管AI内視鏡機器の開発と臨床応用
- 上部消化管疾患の診断および腫瘍性病変の範囲診断に対する画像強調内視鏡の応用
- ダブルバルーン内視鏡を用いた各種病態の解明および治療
- 消化管狭窄に対する治療法の開発
- 消化管腫瘍に対する安全なESD手技,デバイスの開発および消化管腫瘍ESD後の長期予後に関する検討
- 内視鏡用確保ゲルを用いた内視鏡診断及び治療手技に関する検討
- POEMによる食道アカラシア治療の検討
- Peutz-Jeghers症候群前向き登録コホート研究
- 難治性十二指腸潰瘍(球後部潰瘍)の長期予後および治療法の確立のための研究
- 胃上皮性腫瘍病変検出におけるコンピュータ支援プログラムの性能研修研究
- AI開発に向けた非腫瘍性病変の診療データ取得研究
- 食道扁平上皮癌の検出における内視鏡医と人工知能の比較
- 極細径内視鏡による胃上皮性腫瘍診断におけるコンピュータ支援プログラムの性能研究
- CMOS搭載極細径内視鏡の内視鏡検診における有用性の検討
- 上部消化管内視鏡検査におけるAI画像診断支援ソフトウェア開発に関する研究
- 大腸表層性腫瘍に対するUEMRの有用性に関する検討
- 経口肝炎の臨床的・ウイルス学的検討
- 腫瘍塞栓を伴う進行肝細胞癌に対するマイクロスフェア動注療法の臨床的検討
- 経口薬によるC型肝炎療法の検討
- 肝細胞癌に対する腹腔鏡下RFA治療の検討
- 進行肝細胞癌に対する全身化学治療の検討
- ダブルバルーン内視鏡を用いた術後胆道疾患に対する治療
- 感染性膵嚢胞の内視鏡的治療
- EUS-FNAの成績
教育担当分野
- 臨床系統講義「消化」
- 総括講義「消化器内科学」
- 診断学実習、臨床講義
- 臨床病理カンファランス
- BSL
関連組織
- 大学院医学研究科 博士課程 地域医療学系消化器疾患学消化器内科学
- 光学医療センター
- 富士フイルムメディカル国際光学医療講座
診療科案内
連絡先
内科学講座 消化器内科学部門
TEL: 0285-58-7348
FAX: 0285-44-8297