医学部
School of Medicine
外科学
Surgery
自治医科大学外科学講座は、2001年10月に「胸部外科学講座」と「消化器・一般外科学講座」を統合し、心臓血管外科学部門・呼吸器外科学部門・消化器外科学部門・一般外科学部門・小児外科学部門・移植外科学部門・形成外科学部門から構成される外科学講座に再編されました。その後2019年4月に消化器外科学部門・一般外科学部門・移植外科学部門が統合して消化器一般移植外科学部門となり、2023年4月より形成外科が独立し、現在の4部門体制になりました。
医療技術の高度化に伴い、外科学が細分化される現代医療の中、医療の偏在化や複数疾患を有する高齢者医療に対応すべく、総合的な診療能力を備えた外科診療を担う人材を養成しています。
自治医科大学外科学講座のアクションプラン2020
- 学生教育
臓器別に基礎から臨床にわたる系統的に行う基礎系統講義では、外科学総論から臓器別外科治療についての知識を習得させることを目指します。臨床講義では典型的な症例をもとに外科治療学を習得させます、総合講義では国家試験に向けた知識を整理し、国家試験合格率100%を目指します。6年生を対象とした臨床解剖学実習を外科系診療科との共同で開催しております。また幅広い分野で多数のセミナーを開講しています。
- 総合的な外科医と専門的な外科医の養成
2018年より新専門医制度に対応した外科専門研修プログラムを地域関連病院と連携して策定し、これに沿って専攻医の指導を行っています。消化器外科専門医・心臓血管外科専門医・呼吸器外科専門医・小児外科専門医といったサブスペシャリティ学会専門医研修も外科専門研修プログラムと並行して行い、専攻開始後6年間ですべて修了できるよう指導を行っています。
- 安全で高度な外科手術の提供
外科4部門の横断的な診療研究協力体制により、精度の高い安全な手術はもちろんのこと、高度な医療を提供できるように努めます。
- 地域外科診療ネットワークの構築
地域関連病院との診療ネットワークを構築することにより、医療の偏在化を解消できるように努めます。
詳しくは、各部門のホームページをご覧ください。