企業・研究者の方へ
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共同研究
本学教職員が企業等の方々と共同で研究を行う場合、大学として研究に関して必要な事項を確認、合意する必要がありますので、本学では契約を理事長名で締結することとしています。
契約の締結にあたっては、本学で準備している契約書の雛型を使用する場合のほか、企業等側から提示いただいた契約書により契約を締結することも可能ですが、その場合、契約内容を本学の知的財産の取扱い等と照合して問題がないか、事前に確認させていだたきますのであらかじめ御了承ください。
本学の教員等と共同研究を行いたいという企業等の方々は、直接、研究者と研究の詳細を協議していただき、研究の概略や費用負担等が決定した段階で速やかに研究推進課までご連絡いただければ、その後の事務手続きを行います。なお、企業等から受け入れる研究費の管理(間接)経費については、平成31年度より新たに締結する契約の算定率を、原則(臨床研究契約・治療契約を除く)受入額の10%から直接経費に対する20%に変更することとなりましたので、予めご承知おきください。
既に締結している契約を変更、例えば期間の延長や経費負担の変更等を行う場合につきましては、変更契約 を締結することになりますので、変更される場合につきましても研究者と協議が整った段階で速やかにご連絡をお願いします。
また、医学部あるいは看護学部の教員とこんな研究を一緒に行ってみたいというご希望がありましたら、可能な限り、その研究に相応しい教員等をご紹介したいと思いますので、お気軽にお問い合わせください。
規程等
関係書類
共同研究受入申出書
研究契約チェックシート
共同研究申込書
共同研究契約書(例)
共同研究契約一部変更申出書
共同研究契約の一部を変更する契約書(例)
受入実績
共同研究一覧
※承諾を得た研究を一部掲載しています。
研究課題名 | 研究目的・内容 | 本学研究者 | 共同研究機関 |
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眼科画像診断アルゴリズム改良 |
眼科画像診断アルゴリズムの改良。 |
眼科学 髙橋秀徳 准教授 |
Deep Eye Vision 株式会社 |
イルカの慢性腎臓病の診断法・治療法の研究開発 | イルカ用の老化腎治療アルゴリズムの構築。 幅広い年齢層のイルカから採取した血液・尿検体の解析。 |
分子病態治療研究センター 抗加齢医学研究部 黒尾誠教授 |
株式会社 Broad Bean Science |
ヒト由来幹細胞培養上清の利用に関する研究 | ヒト由来幹細胞培養上清の医薬品及び化粧品材料などへの利用方法の確立。 ヒト由来幹細胞培養上清液の製造方法及び浄化方法手順を確立し、その培養上清液のヒトへの応用方法について検討する。 |
形成外科学部門 素輪善弘講師 |
株式会社 テレバイオ |
禿髪治療方法に関する研究 | 禿髪治療に効果的な薬物の作用機序の解析 毛包組織及び細胞に対する発毛薬の作用の解析 |
外科学 形成外科学部門 吉村浩太郎教授 |
大正製薬 株式会社 |
臨床上不要となったヒト脂肪組織に由来する細胞を用いた再生医療分野における探索的研究 | 脂肪組織由来間葉系幹細胞が、いかなる疾患に対し有効であるかを探索する基礎研究を行い、再生医療分野における脂肪組織由来間葉系幹細胞の可能性を広げる。 手術時に採取され、余剰となったヒト脂肪組織を用い、再生医療分野における脂肪組織由来間葉系幹細胞の培養研究、品質管理、安全性及び有効性に関する探索的研究を行う。 |
外科学 形成外科学部門 吉村浩太郎教授 |
ロート製薬 株式会社 |
再生医療等製品開発のためのヒト皮下脂肪組織採取に関する研究 | 手術時に採取され治療に用いられずに廃棄される皮下脂肪組織を、再生医療等製品の治験製品原料としての製造に用いる前提で、規制制度への適合性を確保した上でこれまで国内では実施例のない新規再生医療等製品の原料におけるレギュラトリーサイエンスの実装を推進する。 | 外科学 形成外科学部門 吉村浩太郎教授 |
ロート製薬 株式会社 |
食物由来ポリアミン化合物を用いた臨床応用化に関する研究開発 | 食物成分の一つであるポリアミン化合物を経口摂取する事により、各種疾患に対する病態改善や老化抑制等を「現象と機序」の両面より明らかにする。本テーマは新規治療薬または機能性食品(サプリメント)として患者や一般消費者に提供する事を目指す。 | 臨床研究センター TR研究推進部 寺谷工 講師 |
コンビ 株式会社 |
ナノ型乳酸菌の免疫刺激を利用した拒絶反応への応用 | ナノ型乳酸菌の免疫刺激を利用し、臓器移植時の拒絶反応を腸管に移行したナノ型乳酸菌に免疫応答を向けることができるか検証する。現在使用している免疫抑制剤との併用で薬剤の服用量を減らすことを目的とする。 | 臨床研究センター TR研究推進部 寺谷工 講師 |
有限会社 バイオ研 |
脳梗塞再発のリスク因子を有する急性期アテローム血栓性脳梗塞及びハイリスクTIA患者を対象としたプラスグレルのクロピドグレルとの血小板凝集能の比較臨床研究 (特定臨床研究)臨床研究実施計画番号:jRCTs031220079 |
脳梗塞再発リスク因子を有する急性期アテローム血栓性脳梗塞及びハイリスクTIA患者を対象として、プラスグレルもしくはクロピドグレルを投与した場合の血小板凝集抑制作用をCYP2C19遺伝子多型別に評価する。 | 神経内科学部門 藤本茂教授 |
第一三共 株式会社 |
大腸菌誘発膀胱炎ラットモデルの病態成立条件の検討 | ラットにおける大腸菌誘発膀胱炎の成立条件を検討し、重症度と処置条件の関係を見出すことを目的とする。 | 腎泌尿器科学講座 泌尿器科学部門 高岡栄一郎准教授 |
大鵬薬品工業 株式会社 |
ARB又はCCBで降圧不十分な本態性高血圧患者を対象としたエサキセレノンのトリクロルメチアジド対照無作為化非盲検並行群間比較研究 | ARB又はCCBで降圧不十分な本態性高血圧患者を対象に、エサキセレノンを1日1回12週間投与した際のトリクロルメチアジド投与に対する降圧効果の非劣性を無作為化非盲検並行群間比較研究によって検証する。また、各投与群の安全性を検討する。 | 内科学 循環器内科学部門 苅尾七臣教授 |
第一三共 株式会社 |
ヒト脂肪幹細胞分泌成分の化粧品への利用に関する研究 |
ヒト脂肪幹細胞分泌成分の化粧品への利用方法の確立。 |
外科学 形成外科学部門 吉村浩太郎教授 |
Dr.ルルルン株式会社 株式会社テレバイオ |
不妊症に対する幹細胞セクレトームを用いた妊孕率改善治療の開発 |
不妊症に対して幹細胞セクレトームを投与して妊孕率の改善が得られるかを検証すること。不妊症マウスモデルに対して、ヒト幹細胞セクレトームを投与して妊孕率の改善を検証する。 |
外科学 形成外科学部門 吉村浩太郎教授 |
国立大学法人東京大学 株式会社テレバイオ |
実験用ブタにおけるE型肝炎ウイルスの清浄化対策および監視システム構築 |
実験に使用するブタのE型肝炎ウイルス等の感染の清浄化および監視。先端医療技術開発センター(CDAMTec)等に搬入する実験用ブタのコロニーにおけるE型肝炎ウイルス等の感染の清浄化および監視のため、抗体検出・ウイルス核酸検出・塩基配列解析によるウイルスタイピング等の検査体制整備を行う。 |
先端医療技術開発センター 動物資源ラボラトリー 國田智教授 感染・免疫学講座ウイルス学部門 岡本宏明客員教授 |
株式会社サンエスブリーディング |