看護学研究科 Graduate School of Nursing

看護学研究科

Graduate School of Nursing

教育課程の特色

博士前期課程における専攻分野は、実践看護学分野と地域看護管理分野の2分野である。実践看護学分野では、高度な判断力・応用力及び調整力等の看護実践力をもつ高度実践看護職を育成する。地域看護管理学分野では、看護ケアの効果・効率的な提供を具現化する看護活動や看護サービス提供システムを構築・改善できる人材を育成する。

履修方法とモデル

博士前期課程では、入学試験で選択した専攻分野の領域を中心に履修し、共通科目「看護管理・政策論」を必ず履修しなければなりません。

入学時に決定した研究指導教員から研究指導を受けます。研究題目の設定および研究方法等について、研究倫理審査を受ける前に「合同研究セミナー」で研究構想を発表して幅広い観点から検討します。原則として修了予定年度の12月第3月曜日までに修士論文を提出し、審査及び最終試験を受けます。

履修モデル

専門看護師※1を目指す場合には、高度実践看護師教育課程で認定された共通科目を選択し、実践看護学分野の各領域の専門看護実習を得履修しなければなりません(上図参照)。また、地域看護管理学分野を選択した場合、一定の要件を満たせば専門看護師※2認定看護管理者の受審資格を得ることが出来ます。

※1:専門看護師(Certified Nurse Specialist)

専門看護師とは、保健・医療・福祉現場において、複雑な健康問題を有する患者にキュアとケアを統合し、卓越した直接ケアを提供するとともに、相談、調整、倫理的調整を行い、ケアシステム全体を改善することで、看護実践を向上させる高度実践看護師(Advanced Practice Nurse)をいう。専門看護師の教育は、日本看護系大学協議会で認定された大学院において行われ、その資格の認定審査等は日本看護協会が担っている。

※2:認定看護管理者(Certified Nurse Administrator)

認定看護管理者とは、日本看護協会認定看護管理者認定審査に合格し、管理者として優れた資質を持ち、創造的に組織を発展させることが出来る能力を有すると認められたものをいう。

診療看護技術管理学領域

  • 診療看護技術とは、特定行為を含む診療の補助として提供される看護の技術全般のことです
  • 診療看護技術を必要とするそれぞれの場の特徴を踏まえ、看護職の役割拡大に伴う安全・安心な看護技術の開発・改善・医療提供システムづくりに寄与できる研究課題を探究します
診療看護技術管理学領域

研究指導の方法と流れ

研究指導の方法と流れ