看護学研究科 Graduate School of Nursing

看護学研究科

Graduate School of Nursing

学修生活の実際

谷㟢 知里

谷﨑 知里 さん

博士前期課程
実践看護学分野 小児看護学領域
(専門看護師を目指した場合)
(2019年度修了生)

1.進学の動機

私は大学院進学まで8年間新生児集中治療部で勤務していました。様々な疾患をもつ子どもとその家族へ看護支援を行う中で、子どもと家族がよりよい状態で過ごすためにはどうすればよいのか、関係する医療職者はどのように連携を図り関わっていくことが必要なのかを考えるようになり、看護師としての視野の狭さや知識の少なさを感じ、進学を決めました。

2.学修の実際

進学後、 講義や演習科目では学習課題についてのプレゼンテーションを通して、自分の思考を言語化し、 他者に伝えることの大切さと難しさを学びました。共通科目では、小児看護学以外の様々な領域の院生と意見交換を行う機会が多くあり、新たな視点を得ることもできました。また、小児看護学領域の講義や演習科目では、小児看護の基盤となる概念や理論の学修や、小児看護専門看護師の方々から講義を受ける機会を通して、小児看護専門看護師に求められる知識、看護実践上の視点や思考を学ぶことができました。小児看護専門看護実習では、担当させていただいた子どもとその家族に対する看護実践を通して高度看護実践とは何かを探究しました。多面的に物事を捉え、課題を明確化し、専門看護師の役割・機能を用いて課題解決のために看護実践を行うことの重要性を学びました。

3.大学院で学ぶことの意味

2年間での専門看護師課程の修了は、取得単位数も多く大変でしたが、学びの多い日々を過ごすことができました。臨床現場にいただけでは味わえない充実した日々を送ることができたと感じます。子どもとその家族が疾患をもちながらもよりよい状態で療養生活を送る看護実践を提供できるよう、大学院での学びを活かしていきたいと思います。

井野 さおり

井野 さおり さん

博士前期課程
実践看護学分野 母性看護学領域
(標準モデルでの履修)
(2019年度修了生)

1.進学の動機

私は、周産期母子医療センター等において、助産師として働いてまいりました。その後、へき地医療に携わる夫とともに、へき地に赴き、自分自身も出産・育児を経験しました。そのような中で、身体的・精神的・社会的なハイリスク化が急速に進んでいる周産期の現状を実感し、どのような地域においても安全で適切な看護を提供することの重要性と難しさについて実感いたしました。
変化する周産期の現状を改めて学び直し、理論的根拠のもと起こりうる危険性を予測し、安全で適切な看護を提供するためにさらなる知識や技術が必要と感じ、大学院への進学を考えました。

2.学修の実際

大学院では、 授業、 演習、 研究などが同時に進みます。時間に限りのある中で、 時間の調整に苦労しながらも、日々スケジュールを立て、自己学修を進めていくことが重要であると感じていました。
大学院の授業やゼミで使用する資料は、学生自らが、様々な文献や書籍を調べて、構想を練り、試行錯誤しながら作成し、プレゼンテーションを行います。各領域の院生が少人数であることからも、院生同士が交流する機会も多く、新たな視点からのコメントに、常に、視野の広がりや刺激を感じ、多くの気づきを得ることができました。

3.大学院で学ぶことの意味

大学院へ進学し、 臨床などこれまでの経験の中で、 視野が狭く見えていなかったことが多くあったと気がつきました。自身の看護実践の目的や意味などを振り返り、論理的に思考することを学ぶことが大学院で学修することの意味であると考えます。また、プレゼンテーションなどの機会を多く得ることができ、自分の考えを言語化し、 伝える力を磨くことができたと考えます。大学院での2年間は、 常に仲間からよい刺激を受け、 視野の広がりを感じ、日々、成長を感じることができる貴重な時間となりました。