救急診療実績

過去10年間の推移を見ると、救急患者延数は10,550人減少（平成25年度比46.8％）した。平成14年９月の救命救急センター開設後数年間は、患者数、救急車搬送数とも急激な増加が見られていたが、近隣地区に一次（初期）救急に対応する急患センターが整備されたことから、軽度救急患者の減少が見られ、患者数は減少傾向にある。救急車搬送数については、二次救急以上の重症者を中心とした救急車搬送が増えていたが、周辺医療機関の対応力向上、及び救急患者の一時的な受入制限により、減少に転じている。

令和４年度も新型コロナウイルスの影響が見られ、救急患者延数が9,295人（前年度比94.5％）、救急車搬送数は4,101人（前年度比109.3％）となった。

1　救急患者延数

2　救急車搬送数

医療収入

過去10年間の推移を見ると、医療収入全体で約106億円の増収（平成25年比129.2％）であり、入院収入については約49億円の増収（平成25年比119.9％）、外来収入については約58億円の増収（平成25年比150.7％）となっている。

令和４年の医療収入は全体で約471億円（前年比101.4％）であり、入院で約295億円（前年比102.4％）、外来で約172億円（前年比99.9％）、健診センターで約４億１千万円（前年比96.7％）となっている。