鏡視下手術部[アニュアルレポート]

1.スタッフ(平成23年4月1日現在)

部長 (教授) 佐田 尚宏
医員 (教授) Alan Lefor
(准教授) 藤原 寛行
(講師) 俵藤 正信

2.鏡視下手術の特徴

鏡視下手術部は2007年10月診療科横断的な組織として中央部門に設立された。本邦に鏡視下手術が導入されて約20年が経過し、適応疾患・施行診療科が徐々に拡大している。当院でも鏡視下手術施行診療科は14診療科、年間施行件数は1,000件を越え、年々増加の傾向にある。

鏡視下手術施行診療科

  • 消化器・一般外科
  • 呼吸器外科
  • 腎臓外科
  • 小児外科
  • 移植外科
  • 形成外科
  • 産婦人科
  • 泌尿器科
  • 小児泌尿器科
  • 整形外科
  • 耳鼻咽喉科
  • 脳神経外科
  • 消化器内科
  • 麻酔科

(順不同)

これらの診療科が同じインターフェイスで鏡視下手術を行えるように、快適かつ効率的な鏡視下手術環境・機器の整備、鏡視下手術技術の向上、教育システムの確立を目指した活動を推進している。

3.実績・クリニカルインディケーター

1)JMU鏡視下手術シミュレーションの開催

鏡視下手術技術向上、新規手術導入への準備等を目的として、本学実験医学センター医療技術トレーニング部門と共同で、ブタを用いた鏡視下手術トレーニング(JMU鏡視下手術シミュレーションと命名)を、年6回の予定で開催している。2010年はドライラボ1回を含めて合計7回開催した。また、11月には、米国内視鏡外科学会(SAGES)の内視鏡手術トレーニング試験であるFLS(Fundamentals of Laparoscopic Surgery)を、同基準で開催した。

2010年開催実績

第14回 2010年1月16日(土)
第15回 2010年2月24日(水)
第16回 2010年5月7日(金)
第17回 2010年6月30日(水)
第18回 2010年9月3日(金)
第19回 2010年10月27日(水)
第20回 2010年12月17日(金)

参加診療科:9診療科
延べ参加者数:117名
学外見学者:17名

第1回FLS:2010年11月17日(水)12名参加

2)中央手術部鏡視下手術機器整備

鏡視下手術部運営会議を年2回開催、鏡視下手術機器の運用・更新の統合・均一化を推進している。2010年4月には手術室録画システム(JMFS)を導入し、すべての内視鏡手術を同形式で録画、保存することとした。録画ダウンロード(4-12月実績:463件)、ストリーミング閲覧(同:815件)、電子カルテシステムへの静止画出力(同:730件)などの機能を付加し、多数の診療科で頻度高く使用されている。
また、2010年10月より手術室鏡視下手術機器を最新式のハイビジョン対応リース機器7台に統一し、鏡視下手術機器の均てん化、手術室業務の軽減を実現した。

4.事業計画・来年の目標等

1)JMU鏡視下手術シミュレーションの開催

2011年開催予定

第21回 2011年2月23日(水)
第22回 2011年4月22日(金)
第23回 2011年6月29日(水)
第24回 2011年9月2日(金)
第25回 2011年10月26日(水)
第26回 2011年12月16日(金)

2)中央手術部鏡視下手術機器整備

2011年録画システム(JMFS)端末および天吊りモニタの増設、手術室動画のiPad閲覧システムの開発を予定している。

3)鏡視下技術修練システムの整備

本学における鏡視下手術技術の向上、鏡視下手術技術基準の作成を目的に、技術修練システムの整備を計画している。JMU鏡視下手術シミュレーションを核に、ドライラボ(バーチャル、リアルシミュレーター)を組み合わせた鏡視下技術修練システム導入を、本学メディカルシミュレーションセンターと共同で推進する。鏡視下技術修練システムの整備状況を当科におけるクリニカルインディケーターと位置づけ、積極的に取り組む。

5.過去実績

2009年アニュアルレポート

2008年アニュアルレポート

  • 東日本大震災関連情報

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