中央手術部[アニュアルレポート]

1.スタッフ(平成29年4月1日現在)

部長 (准教授) 堀江 久永
副部長 (准教授) 五十嵐 孝
医員 (講師) 丹羽 康則
(学内准教授) 森澤 雄司
(教授) 細谷 好則

2.中央手術部の特徴

自治医科大学中央手術部は昭和47年に開設され、平成14年8月新棟竣工とともに新館手術室へ移転し現在に至っている。手術室の構造は回収廊下型となっており、清浄度クラス1000の手術室4室とクラス100の手術室が13室の合計17室で構成されている。2006年にとちぎ子ども医療センター内に手術室2室が追加された。

(1)診療記録の電子化

平成14年の新棟移転にともない、病棟情報システム構築の第一歩として、まず麻酔記録の電子化が行われ(J-CAN:Jichi-Clinical Advanced Network System)、平成18年からは院内の電子カルテシステム(JUMP:Jichi Medical University Universal Medical InformationProgram)と連携しており、手術申込み、手術記録、保険情報記録、看護記録などがすべて一元管理となっている。

(2)中央材料室

中央手術部に併設される形で中央材料室を備えており、医師2名(兼任)と専任の主任看護師を配置し、委託業者と共に手術機器の点検、消毒業務を行っている。滅菌業務の増加に伴い2015年より24時間稼働している。

(3)先端医療機器の設置

現代の進化する手術に対応するべく、医療機器を毎年更新、整備している。手術室にはモニター用カメラが設置され手術室内の状況をコントロール・ルームで監視することができ、またこれとは別に手術野の映像をプラズマディスプレイに表示し、臓器移植手術の進行の調整や学生・研修医の教育、学会の発表などに用いられている。2015年より医療ロボット(da Vinci)も導入され、ロボット支援前立腺全摘除術が増加している。2016年1月からはハイブリッド手術室にて経カテーテル大動脈弁植え込み術(Transcatheter Aortic Valve Implantation:TAVI)が開始された。

3.実績・クリニカルインディケーター

2016年の月別手術件数

1月 2月 3月 4月 5月 6月
予定手術 589 633 691 575 499 664
緊急手術 140 136 164 147 144 125
729 769 855 722 643 789
7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
予定手術 609 626 586 597 616 538 7223
緊急手術 157 152 143 146 133 173 1760
766 778 729 743 749 711 8983

2015年と比較して予定手術は275件増加、緊急手術は61件増加、総数では336件増加した。緊急手術の割合は20%であった。

4.2017年の目標・事業計画等

当院の特徴は緊急手術が多いことで毎年総手術件数の約20%を占めている。手術部スタッフの業務負担を増加させずに大学病院らしい難易度の高い新しい手術を増加させることを目標に手術部運営を行っている。平成30年(2018年)に予定されている病院リニューアルでは手術部も対象となっており新たに4室の稼働が予定されている。来年はさらに手術部スタッフの増員を行い地域医療の拠点としての救急医療と、大学病院としての高度な医療の提供の両立を図る。

5.過去実績

2015年アニュアルレポート

2014年アニュアルレポート

2013年アニュアルレポート

2012年アニュアルレポート

2011年アニュアルレポート

2010年アニュアルレポート

2009年アニュアルレポート

2008年アニュアルレポート

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