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総合周産期母子医療センター(小児科部門)【アニュアルレポート】

1.スタッフ(2018年4月1日現在)

部長 (准教授) 矢田ゆかり
(教授) 河野 由美
医員 (助教) 鈴木 由芽
(助教) 俣野 美雪
(助教) 鈴木  悠
(助教) 小森 咲子
シニアレジデント 4名 小児科と兼務。

2.新生児集中治療部の特徴

栃木県総合周産期センター二施設のうち一つとして、県で出生するハイリスク新生児を二分する形で診療している。入院する新生児の疾患は、超低出生体重児から先天異常、外科疾患など多岐にわたる。

・認定施設

日本周産期・新生児医学会基幹認定施設

・認定医

日本小児科学会認定指導医 矢田ゆかり
日本小児科学会専門医 矢田ゆかり 他5名
日本周産期新生児医学会(新生児)専門医 矢田ゆかり 他2名

3.実績・クリニカルインディケーター

1)年間入院患者数

399名(再転科・転入4名を除く)。院内出生366名(初診時から外来観察63名、母体搬送18名、母体外来紹介283名、妊婦健診未受診2名)、院外出生33名(病院等からの搬送32名、自宅分娩1名)。

2)人工呼吸器管理数・率(気管挿管したもののみ)

118例/399例(29.6%)。

3)生存率・死亡数など

出出生体重(BW)別、在胎週数(GA)別入院数および死亡数を示す(妊婦健診未受診妊婦からの出生児1名は臨床所見から35週に加えた)。

GA(W) 入院 生存 死亡 生存率(%)
22 0 0 0
23 3 3 0 100.0
24 3 3 0 100.0
25 1 1 0 100.0
26 2 2 0 100.0
27 1 1 0 100.0
28 2 2 0 100.0
29 6 6 0 100.0
30 3 3 0 100.0
31 14 14 0 100.0
32 9 9 0 100.0
33 23 22 1 95.7
34 25 25 0 100.0
35 47 46 1 97.9
36 35 35 0 100.0
37以上 225 224 1 99.6
399 396 3 99.2
BW(g) 入院 生存 死亡 生存率(%)
<500 1 1 0 100.0
<1000 17 17 0 100.0
<1500 17 17 0 100.0
<2000 77 75 2 97.4
<2500 100 99 1 99.0
≧2500 187 187 0 100.0
399 396 3 99.2

4)死亡症例内訳

在胎37週 18トリソミー、心室中隔欠損、水腎・水尿管症など
在胎33週 新生児消化管アレルギー、壊死性腸炎、敗血症
推定35週 重症新生児仮死、妊婦健診未受診妊婦からの出生

5)先天性心疾患児入院例

有意な血行動態異常を呈する中等症・重症例28例。こども医療センター転科4例、PICU転科9例、NICUから退院13例、NICU入院中1例、入院中死亡1例。

6)多胎入院数

112名(28.1%)。

7)外科症例数(手術例のみ)

小児外科20例、眼科(光凝固)5例、小児耳鼻咽喉科2例、小児脳神経外科・小児泌尿器科・小児整形外科がそれぞれ1例。

8)他院への搬送

16例。15例は状態安定後に搬送元等の病院に転院。1例は眼科治療目的に転院。

4.2018年の目標・事業計画等

総合周産期母子医療センターとして、産科部門との連携を一層充実させ、より重症な症例に対応する。また県内の総合周産期センターである獨協医大、および関連の地域周産期センターと協力・連携しながら、栃木県、北関東地域の周産期医療の充実を図りたい。さらに周産期・新生児医学会認定施設として、専門医の育成にも力を注ぎたい。

5.過去実績