小児外科[アニュアルレポート]

1.スタッフ(平成29年4月1日現在)

科  長(教  授) 小野  滋
病棟医長(助  教) 馬場 勝尚
外来医長(病院助教) 辻  由貴
医  員(助  教) 薄井 佳子
医  員(病院助教) 若尾 純子
シニアレジデント 1名

2.診療科の特徴

子どもに優しい医療を基本理念に、世界水準の医療との両立をめざしている。さらに数だけでなく、安全で質の高い小児外科医療の提供を行なう。

施設認定

日本小児外科学会専門医制度 認定施設
日本外科学会専門医制度 認定施設
日本周産期・新生児医学会認定 基幹施設
日本小児血液・がん専門医研修施設

専門医

日本小児外科学会 指導医 小野  滋
日本小児外科学会 小児外科専門医 小野  滋
馬場 勝尚
薄井 佳子
日本外科学会 指導医 小野  滋
日本外科学会 外科専門医 小野  滋
馬場 勝尚
薄井 佳子
辻  由貴
小児血液がん・学会認定外科医 小野  滋
Pacific Association of Pediatric Surgeons active member 小野  滋

3.診療実績・クリニカルインディケーター

1)外来患者数、再来患者数、紹介率

外来患者数 294人
再来患者数 4,000人
紹介率 95.4%

2)入院患者数

442名

3)手術患者数

432例

3−1)手術症例病名別件数

手術症例病名 術名 件数
先天性気管狭窄症 バルーン拡張術 2
声門下腔狭窄症 レーザー焼灼術 12
抜管困難 気管切開術 6
気管狭窄症・声下腔 狭窄症 硬性気管支鏡 30
気管軟化症 硬性気管支鏡 10
呼吸不全 喉頭気管分離術 2
気切後状態 気管切開孔閉鎖術 1
横隔膜ヘルニア 横隔膜修復術 6
先天性嚢胞性肺疾患 肺葉切除術 1
胸水・気胸 胸腔ドレナージ術・胸膜癒着術 8
漏斗胸
ナス手術 2
バー抜去術 2
側頸瘻 切除術 1
耳瘻孔・副耳 切除術 5
胃破裂 縫合閉鎖術 2
胃食道逆流症、嚥下困難 開腹胃瘻造設術 3
内視鏡的胃瘻造設術 7
胃瘻注入困難 経皮経食道胃管造設術 1
胃食道逆流症 Nissen噴門形成術 4
食道閉鎖症 食道食道吻合術 3
食道バンディング 1
毛髪胃石 開腹胃石摘出術 1
肥厚性幽門狭窄症 ラムステッド手術 5
小腸閉鎖症・狭窄症 小腸吻合術 2
絞扼性イレウス 小腸部分切除 1
結腸壊死 結腸切除・回腸瘻造設術 1
腸回転異常症 ラッド手術 2
腸重積症 非観血的整復術 6
ヒルシュスプルング病 直腸生検 1
根治術 2
ストマ造設術 1
急性虫垂炎 腹腔鏡下虫垂切除術 15
直腸肛門奇形 人工肛門造設術 2
低位直腸肛門奇形 カットバック肛門形成術 3
肛門形成術(ASARP) 2
肛門拡張術 1
高位直腸肛門奇形 肛門形成術(PSARP) 1
人工肛門造設状態 人工肛門閉鎖術 2
直腸閉鎖症 根治術 1
直腸粘膜脱 粘膜縫縮術 1
腹腔内膿瘍 腹腔鏡下洗浄ドレナージ 2
先天性胆道拡張症 肝外胆管切除、肝管空腸吻合術 1
胆嚢炎 腹腔鏡下胆嚢摘出術 1
外鼡径ヘルニア・陰嚢水腫 鼡径ヘルニア手術 131
腹腔鏡補助下鼡径ヘルニア手術 2
停留精巣 精巣固定術 24
腹腔鏡補助下精巣固定術 1
臍ヘルニア 臍形成術 16
腹壁破裂 腹壁閉鎖術 2
神経芽腫 腫瘍生検術 2
腫瘍摘出術 1
肝芽腫 腫瘍生検術 1
胚細胞腫瘍 腫瘍切除術 2
褐色細胞腫 腫瘍切除術 1
卵巣嚢腫 開窓術・摘出術 4
良性腫瘍 腫瘍切除術 9
尿膜管遺残症 尿膜管切除術 2
リンパ腫疑い リンパ節生検 2
リンパ管腫 OK-432局注硬化療法 4
切除術 1
ミオパチー 筋生検術 2
消化管異物 異物摘出術 5
消化管出血、食道静脈瘤 上部消化管内視鏡 5
消化管ポリープ ポリープ摘出術 1
CVカテーテル挿入、抜去 CVカテーテル挿入、抜去 16
小児泌尿器科と合同手術   1
小児心臓血管外科と合同手術   1
その他   33
  合  計 432

3−2)手術術式別件数・術後合併症件数

総手術症例数 432
合併症件数 1
再手術症例数 4

3−3)新生児外科症例

症例 性別 病名 新生児期の治療
回腸閉鎖 小腸閉鎖症根治術
直腸肛門奇形(低位) カットバック肛門形成術
胎便関連性イレウス 注腸造影
胎便関連性イレウス 注腸造影
便秘 経過観察
消化管出血 保存的治療
卵巣嚢腫 経過観察
胎便関連性イレウス 注腸造影
多発奇形・頸部皮下気腫 死亡
10 右横隔膜弛緩症 横隔膜縫縮術
11 18トリソミー、腹腔内嚢腫 経過観察
12 肥厚性幽門狭窄症 粘膜外幽門筋切開術
13 小腸閉鎖症 小腸閉鎖症根治術
14 卵巣嚢腫 経過観察
15 鼠径ヘルニア・停留精巣 経過観察
16 胎児水腫 経過観察
17 食道閉鎖症 食道閉鎖症根治術
18 直腸肛門奇形(中間位) 人工肛門造設術
19 卵巣嚢腫 卵巣嚢腫摘出術
20 卵巣嚢腫 卵巣嚢腫開窓術
21 腹壁破裂 サイロ造設術、腹壁閉鎖術、小腸部分切除術
22 気管軟化症 軟性・硬性気管支鏡検査
23 肥厚性幽門狭窄症 粘膜外幽門筋切開術
24 横隔膜ヘルニア 横隔膜ヘルニア根治術
25 気管支肺前腸奇形 経過観察
26 横隔膜ヘルニア 横隔膜ヘルニア根治術
27 気管狭窄症 硬性気管支鏡検査
28 仙尾部奇形腫 腫瘍切除術
29 胎児腹水 腹腔ドレナージ
30 乳び胸水 胸腔ドレナージ・胸膜癒着術
31 卵巣嚢腫 経過観察
32 卵巣嚢腫 経過観察
33 Ebstein奇形、 食道閉鎖症、胃破裂 胃破裂修復・胃瘻造設・食道閉鎖症根治術
34 鼠径ヘルニア嵌頓 徒手的整復
35 VACTERL症候群、食道閉鎖症、直腸肛門奇形 食道閉鎖症根治術、カットバック術
36 直腸肛門奇形 人工肛門造設術
37 Emanuel症候群、直腸肛門奇形 肛門拡張術
38 Hirschsprung病 人工肛門造設術

4)化学療法症例

すべて小児科との併診

5)放射線療法症例

すべて小児科との併診

6)悪性腫瘍

手術症例を参照

7)手術死亡症例

0例

8)死亡症例


回避しうる再入院:1
術後感染:0
術後合併症:1
褥瘡発生率:0

9)主な処置、検査

上部、下部消化管造影検査(毎週木曜日午後)
超音波検査(小児画像診断部に依頼し必要時適宜)

10)カンファランス

入院症例検討:毎日朝・夕
小児放射線カンファレンス:(毎週月曜午後)
周産期カンファレンス:(毎週月曜午後)腫瘍カンファレンス(Tumor board):(毎月第3月曜日+必要時適宜:小児科、小児画像診断部、小児外科系各科)
二分脊椎カンファレンス:(月1回;小児脳神経外科、小児泌尿器科、小児整形外科、看護部、PT)
栃木県小児外科症例検討会(年2回)
関東小児外科症例検討会(年2回)

11)キャンサーボード

参加診療科:小児外科、小児科、小児画像診断部、その他随時必要な小児外科系各科
実績:1年間に12回

4.2017年の目標・事業計画等

1)小児外科スタッフのさらなる拡充

スタッフの5人体制の維持とシニアレジデント、大学院生の充実をはかる。

2)学生教育

2年生、5年生、6年生への講義と5年生の必修BSL、選択BSLを引き続き実施する。さらに小児外科セミナーを随時開講する。

3)臨床面での発展

栃木県内はもとより関東全域、東北地方の医療機関からも積極的に受け入れ、医療圏のさらなる拡大をめざす。高度技能を要求される小児外科疾患の治療に対応すべく、更なる医療水準の向上に努める。

手術件数を増やすことは手術枠の制約から不可であるため、小児外科に特化した手術内容の充実をはかる。

4)研究面での発展

臨床に即した問題点の解決をめざして、新たなリサーチプロジェクトを検討中である。

難治性新生児疾患である気管狭窄症、A型食道閉鎖症に対する基礎研究を行っており、さらなる発展を進める。

5.過去実績

2015年アニュアルレポート

2014年アニュアルレポート

2013年アニュアルレポート

2012年アニュアルレポート

2011年アニュアルレポート

2010年アニュアルレポート

2009年アニュアルレポート

2008年アニュアルレポート

自治医科大学附属病院

〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1

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お問合わせ電話番号

0285-44-2111(代)

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