呼吸器センター内科部門(呼吸器内科)【アニュアルレポート】
1.スタッフ(2022年4月1日現在)
科長 | (教授) | 萩原 弘一 |
---|---|---|
副科長 | (准教授) | 中山 雅之 |
病棟医長 | (病院助教) | 髙﨑 俊和 |
外来医長 | (病院助教) | 佐藤 春菜 |
医員 | (教授) | 坂東 政司(兼) |
(准教授) | 間藤 尚子 | |
久田 修 | ||
(講師) | 長井 良昭(兼) | |
藤田 一喬 | ||
水品 佳子(兼) | ||
澤幡美千瑠 | ||
山内 浩義(兼) | ||
黒崎 史朗(兼) | ||
佐多 将史 | ||
(助教) | 瀧上 理子 | |
大貫 次利 | ||
病院助教 | 山之内義尚 | |
シニアレジデント | 18名 |
2.診療科の特徴
1) 呼吸器疾患の専門科として以下の呼吸器領域の疾患を網羅し、一般診療から高度先進医療まで幅広い診療を行っている。
腫瘍性疾患 | 原発性・転移性肺癌、縦隔腫瘍など 胸部悪性・良性腫瘍 |
---|---|
アレルギー疾患 | 気管支喘息、好酸球性肺炎など |
びまん性肺疾患 | 特発性間質性肺炎(ⅡP)、膠原病肺、過敏性肺炎、塵肺 薬剤性肺障害、サルコイドーシス、びまん性汎細気管支炎(DPB)、肺リンパ脈管筋腫症(LAM)など |
慢性閉塞性肺疾患(COPD) | 肺気腫、慢性気管支炎 |
呼吸器感染症 | 肺炎、結核、肺真菌症、肺化膿症、膿胸、ニューモシスチス肺炎など |
肺循環障害 | 肺血栓塞栓症、原発性肺高血圧症など |
胸膜疾患 | 自然気胸、胸膜炎、胸膜中皮腫など |
呼吸異常 | 睡眠時無呼吸症候群など |
2) 呼吸器疾患全般の緊急医療体制を整備し、周辺医療施設からの救急搬送患者に常時対応している。
3) 最新の知見や技術を取り入れ、診断・治療に応用しており、主要機器として、ヘリカルCT、3D-CT、MRI、MRA、超音波診断装置、血管造影機器、ビデオ気管支鏡、気管支鏡下超音波診断装置、胸腔鏡、食道超音波装置、精密肺機能測定装置、アストグラフ、モストグラフ、運動負荷検査機器、睡眠時無呼吸モニター(ポリソムノグラフィー)、気管支鏡下レーザー装置、高周波治療装置、気管支鏡下ステント留置、各種人工呼吸器を常備している。
4) 呼吸器外科医、放射線科医などと連携を密にして集学的治療を行っている。また、年間約10例の剖検を病理学教室との連携のもと行い、CPCを通して意見交換を行っている。その他、当教室で開催のカンファレンスとしては、手術症例カンファレンス、チャートラウンド、新患カンファレンス、抄読会、リサーチカンファレンスを行い、専門医の育成に向けた討議が行われている。また、専門医、指導医を目指す若手医師には、積極的に日本呼吸器学会を中心とした諸学会や海外の学会での症例報告や研究発表の機会を与えており、その論文化にも力を注いでいる。
5) 慢性呼吸不全などに対する在宅医療では、地域医療施設との連携において普及、発展に努めている。
認定施設
- 日本内科学会専門医制度教育病院
- 日本呼吸器学会認定施設
- 日本呼吸器内視鏡学会認定施設
- 日本アレルギー学会認定施設
- がん治療認定研修施設
専門医
日本呼吸器学会専門医・指導医 | 萩原 弘一 |
---|---|
坂東 政司 | |
間藤 尚子 | |
中山 雅之 | |
久田 修 | |
水品 佳子 | |
澤幡美千瑠 | |
山内 浩義 | |
黒崎 史朗 | |
佐多 将史 | |
日本呼吸器学会専門医 | 長井 良昭 |
藤田 一喬 | |
瀧上 理子 | |
大貫 次利 | |
髙﨑 俊和 | |
佐藤 春菜 | |
坂本 典孝 | |
白石 守 | |
日本呼吸器内視鏡学会専門医・指導医 | 坂東 政司 |
中山 雅之 | |
澤幡美千瑠 | |
山内 浩義 | |
佐多 将史 | |
髙﨑 俊和 | |
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医 | 間藤 尚子 |
長井 良昭 | |
藤田 一喬 | |
水品 佳子 | |
黒崎 史朗 | |
瀧上 理子 | |
大貫 次利 | |
山之内義尚 | |
日本アレルギー学会専門医・指導医 | 中山 雅之 |
日本アレルギー学会専門医 | 萩原 弘一 |
長井 良昭 | |
澤幡美千瑠 | |
日本内科学会総合内科専門医 | 間藤 尚子 |
中山 雅之 | |
久田 修 | |
長井 良昭 | |
藤田 一喬 | |
水品 佳子 | |
山内 浩義 | |
黒崎 史朗 | |
佐多 将史 | |
瀧上 理子 | |
大貫 次利 | |
高崎 俊和 | |
日本癌薬物療法専門医 | 長井 良昭 |
日本癌治療認定医 | 萩原 弘一 |
長井 良昭 | |
佐多 将史 | |
白石 守 |
3.診療実績・クリニカルインディケーター
1)新来患者数・再来患者数・紹介率
新来患者数 | 669人 |
---|---|
再来患者数 | 21,040人 |
紹介率 | 85.7% |
2)入院患者数(病名別)
病名 | 患者数 |
---|---|
肺癌 | 856 |
呼吸器感染症 | 113 |
間質性肺疾患 | 92 |
気胸 | 28 |
肺腺癌 | 17 |
喘息 | 11 |
中皮腫 | 10 |
他臓器疾患 | 8 |
転移性肺腫瘍 | 7 |
膠原病関連 | 6 |
胸膜炎/胸水貯留 | 6 |
肺気腫/慢性閉塞性肺疾患 | 5 |
縦郭気腫 | 4 |
アレルギー性気管支肺真菌症 | 3 |
乳び胸水 | 2 |
縦郭腫瘍 | 1 |
びまん性汎細気管支炎 | 1 |
その他の呼吸器疾患 | 13 |
その他 | 12 |
合計 | 1,195 |
3)手術症例病名別件数
病名 | 患者数 |
---|---|
肺癌 | 101 |
気胸 | 6 |
非結核性抗酸菌症 | 3 |
肺アスペルギローマ | 2 |
肺化膿症 | 2 |
悪性胸膜中脾腫 | 2 |
肺腺腫 | 2 |
悪性リンパ腫 | 1 |
肺腫瘍 | 1 |
気管支拡張症 | 1 |
肺分画症 | 1 |
肺嚢胞 | 1 |
肺カルチノイド | 1 |
合計 | 124 |
4)治療成績
5)合併症例
6)死亡症例・死因・剖検数・剖検率
死亡症例 | 患者数 |
---|---|
肺癌 | 44 |
間質性肺炎 | 8 |
特発性間質性肺炎 | 3 |
肺炎/誤嚥性肺炎 | 6 |
特発性肺線維症 | 3 |
薬剤性間質性肺炎 | 2 |
敗血症性ショック | 2 |
神経内分泌腫瘍 | 2 |
COVID-19 | 1 |
悪性黒色腫 | 1 |
CO2ナルコーシス | 1 |
胸腺癌 | 1 |
薬剤過敏性症候群 | 1 |
気腫合併肺線維症 | 1 |
胃食道静脈瘤破裂 | 1 |
腎不全 | 1 |
合計 | 78 |
剖検数:2件 (剖検率2.6%)
7)主な検査・処置・治療件数
気管支鏡検査 | 262例 |
---|---|
BAL | 53例 |
EBUS-TBLB | 74例 |
TBLB | 4例 |
EBUS-TBNA | 43例 |
TBNA | 1例 |
8)カンファランス症例
毎週月曜日・水曜日・金曜日(8:30~9:00)
新患カンファランス
毎週月曜日(午後)
肺癌カンファランス
隔週火曜日(8:00~8:30)
呼吸器合同カンファランス
(呼吸器内科、呼吸器外科、病理診断部、放射線科)
毎週火曜日(8:30~9:00)
IPカンファランス
毎週火曜日(9:00~9:30)
腫瘍カンファランス
毎週木曜日(9:00~11:00)
チャートラウンド
9)キャンサーボード
肺癌カンファランス
呼吸器内科、呼吸器外科、病理診断部、放射線科
実績:年間15回
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
---|---|---|---|---|---|
1回 | 0回 | 0回 | 2回 | 2回 | 2回 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
1回 | 0回 | 2回 | 2回 | 2回 | 1回 |
4.2022年の目標・事業計画等
当科は肺癌、びまん性肺疾患の患者が多く、きわめて多忙である。
しかし医療安全に力を入れて、各種肺疾患の最先端の治療を行いたい。