臨床腫瘍科[アニュアルレポート] | 病院のご案内 | 自治医科大学附属病院
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臨床腫瘍科【アニュアルレポート】

1.スタッフ(2020年4月1日現在)

診療科長 (教授) 藤井 博文
特命教授 山口 博紀
医員 (講師) 大澤 英之
(助教) 佐多 将史
(助教) 澁谷 優子

2.診療科の特徴

平成18年4月に臨床腫瘍部、同年6月から臨床腫瘍科として13年目を迎えた。消化器外科・内科、耳鼻咽喉科等と密に連携しており、これらの科に関連した頭頸部癌、消化管癌、胆・膵癌、原発不明癌、肉腫などを取り扱い、臓器横断的に薬物療法、集学的治療を行っている。

業務の主体は外来診療であり、多彩ながん薬物療法を多数行っており、外来治療センターを看護師、薬剤師、臨床心理士などのコメディカルの参加によるチーム医療をもって運用している。また、がん患者に特有の精神状態に対応するため、こころのケア外来にて腫瘍精神科医が治療にあたっている。入院では各臓器診療科に入院診療業務を任せ、当科は化学療法の部分を担当している。

使用する抗がん薬は殺細胞性抗がん薬、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬である。集学的治療としては、耳鼻咽喉科・放射線治療部との協力による頭頸部癌、消化器外科・放射線治療部との協力による食道癌に対する化学放射線療法を主に行っている。周術期化学療法としては、消化器外科との協力による食道癌・胃癌・大腸癌・膵癌の治療を担当している。

対象は進行がん症例がほとんどであるため、精神腫瘍医、がん専門看護師、がん治療認定薬剤師や公認臨床心理師等の専門多職種によるチーム医療により治療開始当初から全人的治療を導入している。緩和ケア主体の時期へ移行した場合は当院緩和ケア科やご自宅近くの病院、あるいは在宅診療所と密に連携して対応している。

臨床研究としては、消化器外科、消化器内科、耳鼻咽喉科、口腔外科、放射線治療部と連携し30の多施設共同試験に参加している。治験に関しても、消化器外科・内科、耳鼻咽喉科、口腔外科との連携で5つの新薬の開発試験を行っている。また、最近のトランスレーショナルリサーチの重要性から、病理部には日常臨床における個別化への対応を含め連携している。

教育面では、文部科学省「多様な新ニーズに対応するがん専門人材(がんプロフェッショナル)養成プラン」採択事業である、本学の「全人的なライフステージに応じたがん医療の実践者養成」運営の中心的な役割を担っており、医師・歯科医師・看護師・薬剤師のみならず、心理士・MSW等のがん診療に関与する全職種に対する教育を行っている。また、全国に拡がる本学卒業生のネットワークを利用し、各地にて地域腫瘍学セミナーを開催し、e-learningにより地域がん診療のレベルアップを行っている。

がん患者が増え続ける中、がん診療の身体面・精神面における質の向上も要求されており、がん診療連携拠点病院の中心的な部署として活動している。

認定施設

  • 日本臨床腫瘍学会認定施設

認定医・専門医

がん薬物療法専門医 大澤 英之
日本外科学会 認定医 山口 博紀
日本外科学会 指導医 山口 博紀
日本外科学会 専門医 山口 博紀
日本消化器外科学会 指導医 山口 博紀
日本消化器外科学会 専門医 山口 博紀
日本消化器がん外科治療認定医 山口 博紀
日本消化器病専門医 山口 博紀
日本胃腸科認定医 山口 博紀
日本胃腸科専門医 山口 博紀
日本胃腸科指導医 山口 博紀
日本乳癌学会乳腺専門医 大澤 英之
      乳腺認定医 山口 博紀
がん治療認定医 山口 博紀

3.診療実績

1)新来患者数・再来患者数・紹介率

新来患者数 再来患者数 紹介率
11人 9,890人 116.7%

2)入院患者

3)手術症例

4)治療成績

解析に至らず

5)合併症例

6)死亡症例・死因・剖検数

死亡症例数  
死因 現病死
部検  

7)主な化学療法、治験実施件数

CDDP/GEM25名
CET/PTX10名
CPT/PANI5名
DOC2名
FOLFIRI4名
FOLFIRI/BEVA17名
FOLFIRI/PANI3名
FOLFIRI/RAM7名
FOLFIRI/AFB4名
FOLFIRINOX6名
mFOLFIRINOX17名
FOLFOX6名
FOLFOX/BEVA 35名
FOLFOX/PANI6名
FOLFOXILI / BEVA 2名
GEM 25名
G-SOX 40名
SOX / Trastuzumab 4名
CPT9名
nabPTX/GEM64名
PANI10名
PTX 38名
nabPTX / RAM 11名
CET 15名
RAM14名
RAM/PTX 10名
IRIS1名
IRIS / BEVA8名
sLV5FU2/BEVA 15名
S-1 / CDDP 2名
SOX / XELOX 32名
SOX / BEVA・XELOX / BEVA 31名
Nivolumab57名
XELIRI / BEVA8名
SOX IP PTX18名
TAS102 / BEVA10名
TAS10257名
AFINITOR8名
Imatinib9名
Lenvatinib11名
Regorafenib15名
Sunitinib2名
S-156名
Cape12名
Pazopanib3名

8)カンファランス

(1)診療科内 朝夕回診時

(2)他科・他部署との合同

毎朝 消化器外科術前カンファレンス
毎週月曜 肝・胆・膵カンファレンス(外科)
毎週木曜 上部消化管カンファレンス(外科)
毎夕 外来治療センター多職種カンファレンス

9)キャンサーボード

月1回

【外来治療センターカンファレンス】(臨床腫瘍科・消化器外科)【実績】1年間 243回

1月 2月 3月 4月 5月 6月
21回 19回 20回 20回 18回 20回
7月 8月 9月 10月 11月 12月
22回 21回 19回 21回 20回 22回

4.2020年の目標・事業計画等

  1. 外来治療センターの拡張に伴う安全かつ効率的な運用
  2. がんプロ地域がん総合医学コースによるがん医療の教育
  3. 精神腫瘍領域充実のための公認心理師センター化

5.過去実績