病院のご案内
  1. トップページ
  2. 病院のご案内
  3. アニュアルレポート
  4. 眼科

眼科【アニュアルレポート】

1.スタッフ(2022年4月1日現在)

科長 (教授) 川島 秀俊
副科長 (准教授) 高橋 秀徳
外来医長 (講師) 新井 悠介
病棟医長 (助教) 坂本 晋一
助教   渡辺 芽里
伊野田 悟
病院助教   佐藤  彩
高橋 良太
恩田 昌紀
粕谷 友香
長岡 広祐
シニアレジデント   12名

2.診療科の特徴

当院では、大学病院という3次医療機関であるため、地域の医療施設と密接に連携体制をとり、急性期の治療を中心に診療を行っている。特に、専門外来(角膜、緑内障、ぶどう膜炎、網膜・硝子体、黄斑、ロービジョン、弱視・斜視)を充実すべくスタッフ一同、常に最新の高度医療の導入に努力している。

診断面では、通常の眼科診療に必要な機器を完備しており、さらに光干渉断層計(OCT)、ICG眼底撮影(HRAⅡ)、広角眼底撮影装置、前眼部三次元画像解析装置、等々最新の診断機器を備えている。

治療面では、中央手術室に眼科専用手術室を2室設け、それぞれに最新の超音波水晶体乳化吸引術装置(インフィニティ)、硝子体手術装置(コンステレーション)を設置し対応している。また、加齢黄斑変性に対しては抗VEGF療法を積極的に行っている。

当院では、電子カルテシステムが導入されている。眼科においては、さらに眼科サブシステムを用いて、画像データや手術スケジュールの管理、各種病態の説明に使用しており、効率がよく、医療安全の面からも有益なシステムを構築している。

施設認定

  • 日本眼科学会専門医制度認定施設
  • 日本眼科学会専門医制度研修プログラム施行施設

専門医

日本眼科学会専門医認定医 川島 秀俊
高橋 秀徳
佐藤  彩
新井 悠介
渡辺 芽里
坂本 晋一
伊野田 悟
高橋 良太
粕谷 友香
長岡 広祐

3.診療実績・クリニカルインディケーター

1)新来患者数・再来患者数・紹介率

新来患者数 2,295人
再来患者数 32,342人
紹介率 87.3%

2)入院患者数(病名別)

病名 人数
白内障 971
緑内障、高眼圧症 41
網膜剥離 238
網膜前膜 181
糖尿病網膜症 106
黄斑円孔 64
角膜疾患 23
斜視 15
甲状腺眼症 17
視神経炎 7
急性網膜壊死 3
原田病 9
眼球破裂 6
その他 341
合計 2,022

3-1)手術術式別件数

入院手術 人数
白内障手術(白内障手術のみ) 1,072
多焦点レンズ挿入術 24
経強膜網膜剥離手術 28
硝子体手術(白内障同時手術含む) 818
緑内障手術(白内障・硝子体同時手術含む) 144
斜視手術(小児・全麻) 19
角膜移植手術(白内障同時手術含む) 8
眼球内容除去術・眼球摘出術 8
眼瞼内反症手術・眼瞼下垂症手術 20
その他 32
小計 2,173
外来手術 人数
涙道手術 52
眼瞼手術(内反症、下垂症) 13
眼瞼手術(その他) 32
結膜(翼状片) 38
結膜(その他) 34
眼窩 1
角膜手術 4
斜視手術 92
虹彩・毛様体・隅角 手術 7
後発白内障手術 25
小計 298
合計 2,471

3-2)術後合併症数

4)化学療法症例・数

該当なし

5)放射線療法症例・数

該当なし

6)その他の療法(免疫療法)症例・数

ベーチェット病 14例
原田病 9例

7)悪性腫瘍の疾患別・臨床進行期別治療成績

該当なし

8)死亡症例・死因・剖検数・剖検率

該当なし

9)主な処置・検査

蛍光眼底造影、超音波画像診断装置、前眼部及び眼底光干渉断層計(OCT)超広角走査レーザー検眼鏡(OPTOS)スペキュラーマイクロスコープなど

10)カンファランス症例

クリニカルカンファランス

毎週木曜日午後5時30分より

4.2022年の目標・事業計画等

大学病院の眼科の使命として、教育・研究・臨床の3つを行うことが要求されている。

教育は、学生教育のみならず、専門医を育てる必要がある。最新の医療技術を安全確実に提供できる眼科専門医を養成する。

医学や医療の発展のために、単に日常診療のみに流されることのないよう、常に新知見を得る努力を怠らないように心がける。

導入されている最新の医療機器を有効利用し、重症患者に対する質の高い医療を提供する。

5.過去実績