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企画経営部【アニュアルレポート】

1.スタッフ(2023年4月1日現在)

部長 小池 創一
副部長 讃井 將満、堀江 久永
部員 医師 47名
看護師 1名
医療技術職技師 9名
事務 7名

2.企画経営部の特徴

企画経営部は、病院執行部を補佐するための病院運営組織として、病院の管理運営に係る情報収集及び分析、情報の分析結果に基づいた企画及び経営支援、病院経営に係る改善又は検討事項の処理、病院統計及び臨床指標の作成、医療機器の適正使用に係る検証などを行っている。

3.実績

①企画経営部会

附属病院の経営状況の説明、経営指標のミニレクチャーを行うほか、各部門における経営に資する諸活動についてご報告いただき情報共有を図った。

②病院経営戦略会議

経営改善を組織文化として維持・定着させるため、企画経営部員と病院執行部が意見交換等を行うほか、稼働増および経費適正化に向けた計画の実施および管理を行った。

③医療経費適正化部会

医療経費の上昇が進む中、大学病院が担うべき医療の質・機能を維持し続けるために、医療経費の適正化を目的として、各種関連委員会や関係部署と連携し、情報の共有や経費適正化のための議論を行った。

④稼働増部会

診療保険委員会、DPCコーディング委員会、医療材料審査委員会、医療機器委員会等との連携をとり診療報酬改定、施設基準、算定基準から見た経営改善策の検討や必要に応じて執行部会議への提言を行った。

⑤財務分析

病院経営の現状について、診療報酬請求額(稼働額)、収入額及び医薬材料費支出の予算に対する目標達成度を作成し、収支の動向を迅速に把握、分析をするとともに、毎月、病院執行部会議及び診療代表者会議で報告を行った。

⑥診療科別診療実績の作成

診療代表者会議や各診療運営部における病院統計等の報告に加えて、各診療科において診療実績を振り返り、診療科主体の運営と経営改善の一助となるよう四半期ごとに実績を可視化し、過去との比較・分析を行った。

⑦診療科別稼働目標達成状況の作成

診療科毎に稼働目標を設定し、毎月の達成状況のモニタリングを行った。

⑧診療科ヒアリング

COVID-19により各診療科がどのような影響を受けたのか、またそこから患者数・診療単価を回復していくためには何が必要なのか、各診療科とヒアリングを実施し、検討を行った。

⑨病院情報システムの病院経営への活用

病院経営に寄与するデータ提供を実現するため、JUMPシステムのデータの2次利用について、医療情報部を中心に関係部門と打ち合わせを重ね、診療科別・術式別収支情報を試作し、データの確認等を行った。

⑩各診療運営部及び関連委員会との連携

病院運営組織における課題の抽出及びその解決の方策についての検討等のため、入院、外来、中央施設の各診療運営部と連携し円滑な病院運営に注力した。戦略的人員配置部会などの関連委員会に参加し、立案の支援等を行った。

4.2023年の目標・事業計画等

病院の経営管理に係る情報収集及び分析を推進するとともに運営組織間の連携を図り、円滑な病院運営を支援する。

DPC係数の更なる増加や、新規施設基準の取得に向けた検討を継続し、稼働増を目指す。

損益収支改善を目指し、経営課題の抽出、改善に向けた立案、改善活動の支援を行う。

5.過去実績