整形外科[アニュアルレポート] | 病院のご案内 | 自治医科大学附属病院
病院のご案内
  1. トップページ
  2. 病院のご案内
  3. アニュアルレポート
  4. 整形外科

整形外科【アニュアルレポート】

1.スタッフ(2020年4月1日現在)

科長 (教授) 竹下 克志
とちぎ子ども医療センター
小児整形外科科長
(学内教授) 吉川 一郎
副科長 (准教授) 木村  敦
とちぎ子ども医療センター
小児整形外科副科長
(准教授) 渡邊 英明
外傷センター (准教授) 松村 福広
リハビリセンター (講師) 飯島 裕生
病棟医長 (講師) 井上 泰一
外来医長 (講師) 菅原  亮
講  師 高橋 恒存
助  教 白石 康幸
病院助教 宮本  理
病院助教 西頭 知宏
病院助教 中島 光晴
病院助教 久保 達也
リハビリセンター (病院助教) 山本奈津子
小児整形外科(とちぎ子ども医療センター) (病院助教) 滝  直也
シニアレジデント 2名

2.診療科の特徴

各種運動器疾患に対し、レベルの高い診療を提供している。特に、脊椎、関節外科、手の外科、外傷、関節疾患、小児整形、スポーツなどの専門診グループを作って高度な医療を行っている。栃木の重度外傷患者を多く引き受けており若手のよいトレーニングの場にもなっている。

最新式手術用顕微鏡を完備し、術中CT撮影装置やナビゲーションシステムを使用したコンピュータ支援手術を行っている。各種人工関節を高い精度のもとに多く行っている。また脊椎や各関節に内視鏡を揃え、侵襲の少ない手技の向上に努めている。手技取得研修に対し、科として積極的にバックアップを行っている。

臨床研究においても各学会でシンポジウムやパネルディスカッションに指名されている。紹介患者数、手術適応患者数に比して手術枠が不足しているため、手術枠増加努力を念頭におきつつも、さいたま医療センターをはじめとする関連病院との連携を密にして診療を行っている。26年度より短期入院用手術枠を新設し、上肢の再建手術を行っている。

学生教育、若手の育成と指導にも力を入れており、海外および国内留学も積極的に奨励している。若手には大学と関連病院において、全ての運動器診療を経験できるような研修システムを提供している。また2018年度から始まる新専門医制度にむけて万全の体制を整えている。

学生参加型のカンファやクルズスが当科の売りのひとつである。学生やレジデントからの評価も高く人気の診療科となっている。

施設認定

  • 日本整形外科学会認定専門医制度研修施設
  • 日本手外科学会認定専門医制度研修施設

専門医

日本整形外科学会専門医 28名
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医5名
日本脊椎脊髄外科病学会指導医5名
日本整形外科学会認定スポーツ医2名
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医2名
日本整形外科学会認定脊椎内視鏡下手術・技術認定医1名
日本手外科学会専門医1名

3.診療実績・クリニカルインディケーター

1)新来患者数・再来患者数・紹介率

新来患者数 1,190人
再来患者数 17,483人
紹介率 86.3%

2)入院患者数

病名 患者数
頸椎疾患 62
胸椎疾患 38
腰椎疾患 100
側弯症 49
肩関節疾患 41
肘関節疾患 4
手関節疾患 10
股関節疾患 10
膝関節疾患 35
感染・関節リウマチ 四肢 29
脊椎 24
外傷・骨折 四肢 118
脊椎 10
腫瘍 四肢 17
脊椎 14
末梢神経 4
その他 33
合計 556

3-1)手術症例病名別件数

  病名 人数
脊椎 頚椎 60
胸椎 33
腰椎 86
側弯症 20
関節 人工肩関節 12
人工股関節 5
人工膝関節 25
肩関節(関節鏡視下含む) 20
膝関節(関節鏡視下含む) 18
肘関節(関節鏡視下含む) 4
足関節その他 10
手・末梢神経 末梢神経 2
手の外科 13
外傷 骨折(骨接合術) 117
大腿骨近位部骨折 15
外傷
病巣廓清術、
切断術等
脊椎骨盤骨折その他の外傷 40
その他の軟部外傷 16
抜釘 17
切断 18
骨軟部腫瘍 17
総件数 548

3-2)手術術式別件数・術後合併症件数

  症例数 合併症症例 再手術症例数
脊椎手術 199 4 2
関節手術 84 4 0
外傷 172 5 1
合計 450 13 3

4)化学療法症例・数

なし

5)放射線療法症例・数

なし

6)その他の治療症例・数

化膿性脊椎炎      6件
圧迫骨折など保存治療 12件

7)悪性腫瘍の疾患別・臨床進行期別治療成績

転移性骨腫瘍 5名 全例手術治療

8)死亡症例・死因・剖検数・剖検率

なし

9)主な処置・検査

脊髄造影検査、神経根造影検査、椎間板造影検査など 12件

10)カンファランス症例

(1)診療科内

月曜日午後6時より 病棟カンファランス:入院患者につき問題点等の検討、リスクマネージメント該当事項の把握
火曜日午後5時30分より 肩肘カンファランス(症例相談、英文ジャーナルの抄読会を行っている)
水曜日午前7時より 抄読会;若手には英文テキスト、中堅には英文ジャーナル論文を割り当てて行っている。内容を充実させるため、チューターの指導がある。
水曜日午後5時より ケースカンファランス:入院予定患者についてケースカンファランスを行っている。
木曜日午後5時より 脊椎カンファランス(放射線科と合同):画像診断、手術計画につき綿密な検討を行っている。

(2)他科との合同

  • アレルギーリウマチ科と合同カンファランス
    進歩の著しい関節リウマチ診療につき、薬剤のアップデートの情報交換、外科的治療法最新情報の提供を行っている。
  • 麻酔科と合同カンファレンス
    慢性疼痛を中心に、疼痛に焦点を当て、麻酔科としての治療情報の交換、外科的治療アプローチの情報提供を行っている。

(3)他職種との合同

リハビリカンファランス

(4)他病院との合同

毎月第2木曜日 派遣病院との骨折症例検討会
しもつけ整形外科懇話会 主催:年2回、最新の運動器疾患のトピックにつき講演会を主催している。

11)キャンサーボード

1年間 0回

4.2020年の目標・事業計画等

2019年度の疾患別手術件数は前年と比べて、脊椎手術は長い固定の手術が増えたため、手術時間が長くなり相対的に腰椎の手術件数が減った。関節手術は人工関節や関節鏡手術が増加し、手の外科の手術は減少していた。今年度は重度外傷と骨軟部腫瘍の手術の充実を目指す。先進医療を提供するための顕微鏡手術、ナビゲーション手術、内視鏡視下手術、重度外傷手術をはじめとする高度な治療を安全に行えるシステムを維持する。関連病院で対応可能な手術症例は積極的に紹介し、かわりに派遣病院の充実、連携をより強固にすることにより大学本来の高度医療を優先して行えることを目標とする。レジデント、学生への丁寧な教育・指導体制を引き続き維持していく。

5.過去実績