入院診療運営部【アニュアルレポート】
1.スタッフ(2022年4月1日現在)
部長 | (教授) | 松村 正巳(兼務) |
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副部長 | (教授) | 細谷 好則(兼務) |
(教授) | 興梠 貴英(兼務) | |
(看護副部長) | 大貫 紀子(兼務) | |
幹 事 | (教授) | 藤村 哲也(兼務) |
(教授) | 佐藤浩二郎(兼務) | |
(看護師長) | 茂呂 悦子(兼務) | |
(室長) | 南雲 光則(兼務) | |
(課長) | 野間紀代美(兼務) | |
部 員 | 病棟医長 | 38名 |
看護師長 | 4名 | |
医療技術職技師 | 8名 | |
事務職 | 5名 |
2.入院診療運営部の特徴
入院診療運営部は、入院診療における課題の抽出およびその解決のための方策についての検討等、入院診療に関して病院執行部の支援に必要な業務を行っている。
3.実績
- 有益かつ効率が高い診療の提供に基づく高い病床稼働率を目指す
- 病棟再編を実施するために、過去の病床稼働率、特に新型コロナウイルス感染症蔓延下の診療状況および病床稼働率を考慮し、固有床数および病棟配置を検討した。
- 年間を通じて連休最終日の予定入院患者の受け入れを実施した。
- 高い収益性を目指す
- 退院予定日の早期入力を呼びかけ、より的確なDPC選択ができ増収につながった。
- 医学管理料等の適正な算定(入退院支援関連、がん患者指導管理料、退院時診療状況添付加算、退院時リハビリテーション指導料等)を推進し、医療の質の向上に努め診療単価が上昇した。
- クリニカルパスの見直しにより、DPC入院期間Ⅲの件数が減少した。
- 診療の質の向上を目指す
- 退院サマリー完了率、カウンターサインチェック承認率、栄養管理計画書作成率、入院診療計画書の作成率はいずれも90%以上となった。
- 適正な個室料金の設定
- 個室環境の整備を行い、2021年9月より個室料金の値上げを行った。
- 個室案内のリーフレットを作成し、利用を促進した。
- 入院診療運営部に関する以下の委員会からの報告を受けた。
- 輸血療法委員会
- 栄養管理委員会
- NST運営委員会
4.2022年の目標・事業計画等
- 有益かつ効率が高い診療の提供に基づく高い病床稼働率を目指す。
①効率の良い診療ができる病床再編成を検討する。
②稼働率の低い診療科については、その原因が必要患者数の減少か、マンパワーの不足か、運用効率の問題かなどを明らかにし、対策を立てていく。
③週末および連休最終日の有益な診療に伴う病床稼働率の上昇を目指す。 - 高い収益性を目指す。
①各診療科における収益の高い診療を調査分析し、病院の収益につなげる。
②医療の質を評価する医学管理料の適正な算定を推進する。 - 診療の質の向上を目指す。
①退院サマリー完了率、カウンターサインチェック承認率、栄養管理計画書作成率、入院診療計画書の作成率100%を目指す。