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移植・再生医療センター【アニュアルレポート】

1.スタッフ(2023年4月1日現在)

センター長 消化器一般移植外科(教授) 佐久間康成
副センター長 腎臓外科(教授) 岩見 大基
医員 血液学(教授) 神田 善伸
小児科(教授) 嶋田  明
移植外科(准教授) 大西 康晴
移植外科(准教授) 眞田 幸弘
腎臓外科(助教) 西田  翔
眼  科(助教) 伊野田 悟
移植コーディネーター
(看護支援室)
吉田 幸世
篠﨑 弘美
小杉 直美
関谷菜津美

2.移植・再生医療センターの特徴

当院では、肝移植、腎移植、膵移植、角膜移植、骨髄移植の移植診療を行っている。

移植・再生医療センターは、各領域の経験と技術を結集し、センターとして有機的かつ統合的組織を構築することにより移植学、移植医療全体の発展に寄与することを目的として2006年11月に設立された。

移植医療に関わる医学的・社会的問題点を解明し、移植医療を必要とする多くの患者さんの救命、QOLの向上に貢献することを活動目標としている。

また、移植医療の啓発活動も進めている。2010年4月からは専属の移植(レシピエント)コーディネーターが配置され、現在、4名が移植診療に携わっている。

2008年より市民の方々を対象に開催していた講演会"栃木県の臓器移植医療を考える"は、今年も新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となった。引き続き、講演会等を通じて移植の啓発を継続する予定でいる。

医療スタッフを対象とした移植に関する講演会や勉強会はコロナ禍によりweb開催している。

3.実績・クリニカルインディケーター

診療科 移植外科、腎臓外科、血液科、眼科
中央施設部門 輸血・細胞移植部を参照

4.2023年の目標・事業計画等

  • 定期的にセンター会議を開催し各移植領域における種々の問題点を解決し、移植医療全体のレベル向上に努める。
  • センター主催の講演会、地域医療連携による移植医療講演会等を通じて移植医療の啓発を推進する。
  • 肝、腎、膵、小腸、角膜、骨髄移植施設として、院内外の関係部署や施設と連携して移植医療を提供する。
  • 移植コーディネーター、院内コーディネーターを育成する。
  • 脳死下臓器提供シミュレーション等を通じて医療スタッフの理解を得るとともに臓器提供に関わる作業を支援する。
  • 移植を希望する患者さん、ご家族の相談窓口となり、移植情報を個別にも提供し、質の高い医療と看護を実践する。

5.過去実績