脳神経センター内科部門(脳神経内科)[アニュアルレポート] | 病院のご案内 | 自治医科大学附属病院
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脳神経センター内科部門(脳神経内科)【アニュアルレポート】

1.スタッフ(2021年4月1日現在)

2.診療科の特徴

脳神経内科の対象疾患は、脳血管障害、神経感染症、神経変性疾患、神経免疫疾患、神経機能疾患(頭痛、てんかん等)、末梢神経疾患、筋疾患と多岐にわたる。現在、脳神経内科外来は、毎日3〜4診で、年間13428人、うち新患が582人である。病棟は7階西病棟に29床あり、年間523人受け入れた。いずれも新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、昨年実績よりも下回った。脳血管障害や脳神経感染症、てんかん重積発作といった緊急入院の患者が過半数を占め、地域医療の拠点病院としての役割を担っている。

脳神経外科、救命救急センターとの連携を重視しており、スムーズな急患対応が可能となっている。脳血管障害では専門医を中心に超音波診断を重視し、急性期に頸動脈エコー、経食道心エコー、下肢静脈エコー、経頭蓋カラードプラなどを病棟で施行し、正確な病態診断に基づく迅速な治療選択が可能となった。また、学生教育、レジデント教育にも力を注いでおり、診療・教育・研究が一体となったチームを目指している。

施設認定

  • 日本内科学会認定医制度教育病院
  • 日本神経学会教育施設
  • 日本脳卒中学会認定研修教育病院
  • 日本脳卒中学会認定一次脳卒中センター

学会専門医

3.診療実績

3-1)新来患者数・再来患者数・紹介率

3-2)入院患者総数:523人

3-3)手術症例病名別件数

3-4)治療成績

3-5)合併症例

なし

3-6)死亡症例・死因・剖検数・剖検率

死亡退院症例診断名

剖検症例診断名

剖検率 計6.7%

3-7)主な検査・処置・治療件数

電気生理検査

超音波検査

生検

3-8)カンファランス症例

診療科内の症例検討会

新入院・退院カンファランス 年50回

他科のカンファランス

脳卒中カンファレンス(脳神経外科と合同) 年50回

3-9)キャンサーボード

なし

4.2021年の目標・事業計画等

1)脳血管障害

脳卒中は近年病態解明が進み、治療法も急速に進歩しているが、未だわが国の死因の3位、要介護原因の第1位を占めている。加えて、栃木県の脳卒中死亡率は全国上位であり、当センターに求められている役割は非常に大きい。日本脳卒中学会からは一次脳卒中センターの認定を受けており、引き続き、脳卒中の救急医療および一次予防・二次予防をさらに充実するために、センター内各部門の協力体制をこれまで以上に整えて、集学的治療・管理を行い、脳卒中医療水準の向上を図りたい。具体的には、

  1. 急性期脳梗塞患者の受け入れを昨年の252例から少なくとも280例に増加させる。また、稼働率95%以上を維持する。
  2. 超急性期血行再建治療適応症例を増やし、rt-PA静注療法を少なくとも30例に施行する。
  3. 超音波診断に力を入れ、検査施行数を大幅に増やす。
  4. 近隣の後方病院との連携を深め、入院期間の短縮をめざす。
  5. 脳血管障害の精査・治療導入の短期入院を増やす。

を目標とする。近未来的にStroke Unit (SU)の開設を目指し、脳卒中チーム医療の充実を図る。

2)神経変性疾患

引き続き、パーキンソン病、認知症、脊髄小脳変性症、脱髄性疾患、筋萎縮性側索硬化症、筋疾患、末梢神経疾患などについて、最先端の検査治療法の導入に努めていきたい。積極的な患者の受け入れをすすめるとともに、後方病院との連携、在宅医療との連携を深め、地域全体での診療体制の充実を図る。新型コロナウイルスの影響がなお残るが、神経生理検査、生検など専門的な検査件数を増やし、神経救急疾患への対応にもさらに積極的に取り組み、脳血管障害と合わせ年間600例の入院症例を確保したい。

5.過去実績