精神科【アニュアルレポート】
1.スタッフ(2019年4月1日現在)
科長 |
(教授) |
須田 史朗 |
副科長兼 |
(学内教授) |
小林 聡幸 |
外来医長 |
(学内講師) |
安田 学 |
病棟医長 |
(学内准教授) |
塩田 勝利 |
医員 |
(教授) |
大塚公一郎(兼務) |
(学内教授) |
阿部 隆明(兼務) |
岡島 美朗(兼務) |
学内講師 |
|
安田 学 |
助教 |
|
西依 康 |
岡田 剛史 |
病院助教 |
|
加藤 梨佳 |
佐藤 伸秋 |
福田 和仁 |
稲川 優多 |
齋藤 暢是(兼務) |
岡崎 翼(派遣中) |
佐藤 守(派遣中) |
シニアレジデント |
|
9名(4名派遣中) |
臨床心理士 |
|
高桑 洋介 |
永尾有樹子 |
精神保健福祉士 |
|
菊池 彩乃 |
2.診療科の特徴
認定施設
認定医
精神保健指定医 |
須田 史朗 他15名 |
日本精神神経学会専門医制度 指導医 |
須田 史朗 他9名 |
日本総合病院精神医学会 一般病院連携精神医学専門医 |
小林 聡幸 |
3.診療実績・クリニカルインディケーター
1)新来患者数・再来患者数・紹介率
新来患者数 |
320人 |
再来患者数 |
30,890人 |
紹介率 |
58.4% |
2)入院患者数(病名別)
入院患者総数 168人
F0 症状性を含む器質性精神障害 |
8 |
|
F00 アルツハイマー病の痴呆 |
8 |
F01 血管性痴呆 |
0 |
F02-09 上記以外の症状性を含む器質性精神障害 |
3 |
F1 精神作用物質による精神及び行動の障害 |
3 |
|
F10 アルコール使用による精神及び行動の障害 |
3 |
覚せい剤による精神及び行動の障害 |
0 |
上記以外の精神作用物質使用による精神及び行動の障害 |
0 |
F2 精神分裂病、分裂病型障害及び妄想性障害 |
26 |
F3 気分(感情)障害 |
68 |
F4 神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害 |
20 |
F5 生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群 |
20 |
F6 成人の人格及び行動の障害 |
1 |
F7 精神遅滞 |
2 |
F8 心理的発達の障害 |
5 |
F9 小児期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害及び特定不能の精神障害 |
0 |
てんかん(F0に属さないもの) |
1 |
その他 |
0 |
(重複なし)
3)手術症例病名別件数...該当なし
4)治療成績
5)合併症例
6)死亡症例・死因・剖検数・剖検率
死亡症例:0件
剖検数: 0件(剖検率 0%)
7)主な検査・処置・治療件数
8)症例カンファランス(診療科内)
- 入退院CC(年45回)
週に1回医局員全員が参加する症例検討会を実施している。当科に入院した全ての患者について入院後と退院前の少なくとも2回は診断や治療についての検討を行っている。
- 病棟回診(年45回)
症例検討会の翌日午前中に病棟回診を実施し、治療の進捗状況の確認、問題点の共有を行っている。
- Dr-NsCC
毎朝、入院中の全ての患者について申し送りを行っている。
- モーニングCC
毎週のはじめに、新入院患者を中心とした治療方針等の検討を行っている。
- 精神科リエゾンチームカンファランス
せん妄や症状精神病を呈し、精神科コンサルトとなった当院他科入院症例について病棟回診、診断や治療についての検討を行っている。
9)その他
- うつ病・平均在院日数 59.2日
- 再手術率 データなし
- 回避し得る再入院率 データなし
- 術後感染等 データなし
- 術後合併症発生率 データなし
- 褥瘡発生率 データなし
4.2019年の目標・事業計画等
- 高齢化社会の進行、精神科疾患を合併する身体疾患患者の増加により、精神科病棟では身体管理を必要とする入院ニーズが急増している。そのような背景から個室病床は常時満床である一方で、一般病床(6人部屋)の入院ニーズは年々低下しており、病床稼働率も低下しつつある。来年度は治療抵抗性精神疾患の専門外来(治療抵抗性うつ病など)の立ち上げを行い、地域における精神科医療の向上を目指すとともに、これらの難治性疾患の専門的検査入院の件数を増加させ、病床稼働率の回復に取り組みたい。
- 平成29年度に立ち上げた認知症疾患医療センターを拡充し、栃木県県南医療圏における認知症診断・治療の拠点を整備するとともに、地域の医療機関との効果的な連携体制の構築に積極的に取り組んでいきたい。